おっとあぶない がちょうおくさん どうぶつむらのがちょうおくさん 2のまき 世界傑作童話シリーズ

ミリアム・クラーク・ポター(著者), 松岡享子(訳者), 河本祥子

• 内容紹介: 内容:どうぶつむらのはるまつり. かじだ！. うちにはだれもいません. うんてんをならう. やねうらのトランク. くろねこさんのごしょうたい
• 販売会社／発売会社: 福音館書店/
• 発売年月日: 2004/06/30
• JAN: 9784834019926

商品レビュー

2016/01/09

「だって、そのほうがあんぜんだからよ。まえむきにすすむと、なにかにぶつかるでしょ。だから、はんたいにうごきたいの」

がちょう奥さんの行動に隣に住んでいるリスさんも三匹のあひるさんもヒヤヒヤ。
今日は何をやらかしちゃうんだろう。
とにかく自分中心的で他人の意見なんて聞いちゃいないがちょう奥さん。
振り回される村人視線で読んでしまうから、ついリスさんと一緒に怒ったり、呆れたり。
でも、ここまでじゃないけどいるよね。
歳をとると増えるよねー。
気をつけよう。

がちょうってアヒルと違うんだなあ。

2012/06/24

こっちに語りにもよく使われるお風呂の話が載っていたかな？続きがもっとよみたいけれど、２巻しか出ていないんですよね。

2010/01/05

短編集がいくつも集まった形式で成り立っているこの本は、低年齢向けでとてもひらがなが多いです。ですので、大人が読むには返って読みにくい一面があるでしょう。
内容も簡単で薄い本ですが、ちょっと変わったタイプの主人公かと思います。おっちょこちょいであわてんぼ…というのは例えば少年とか、或いはドジな怪盗などが定番です。
自分が勘違いをしながら本気で怒ったり、周りが驚くような信じられない出来事を起こすこのがちょう奥さんは、大人の読者目線からいくとちょっとしらじらしくうつるのですが、子供の目線からだと、行動と結果がハッキリしていて判りやすい内容なのだと思います。
時には落ち込んだり、気が済むまで自分の行動で突き進んだり…そう、まるきり子供の心を持った素直な主人公なのです。
小学生低年齢のお子様に自分で読ませてあげたり、寝る前に読んであげても良いかも知れません。