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アガサ・クリスティー自伝(下) ハヤカワ文庫クリスティー文庫98
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アガサ・クリスティー自伝(下) ハヤカワ文庫クリスティー文庫98

アガサ・クリスティ(著者), 乾信一郎(訳者)

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アガサ・クリスティー自伝(下) ハヤカワ文庫クリスティー文庫98

1,320

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2004/10/15
JAN 9784151300981

アガサ・クリスティー自伝(下)

¥1,320

商品レビュー

4.5

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

ミステリーの女王アガ…

ミステリーの女王アガサクリスティーの自伝の後半部。大論争を巻き起こした「アクロイド殺し」や離婚から二度目の結婚まで波瀾万丈の人生を描く。

文庫OFF

2024/10/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

75歳のアガサ、人生を振り返って。 下巻は英国博覧会の使節としての世界一周旅行から始まる。戦争と作家人生の始まり。そして離婚と再婚。有名な失踪事件には何も触れられてはいないけど、ふたつの戦争中の生活については興味深かった。どのタイミングで、有名な作品が書かれたのかも面白い。また『さあ、あなたの暮らしぶりを話して』にも語られていた遺跡発掘調査に同行した際の、中東での生活も。全体的に大時代なものを感じる。ミステリ作品には時代を感じない人間の強さや弱さを感じるのに。それもなんだか面白い。

Posted by ブクログ

2021/04/20

2021年に読んだ&読む既刊の、まずベスト1だろうなー。 私、前世は1910〜20年代のイギリス人だったよ、きっと。『メアリー・ポピンズ』に始まり『ダウントン・アビー』も『ダロウェイ夫人』も漫画『エマ』も心をつかんで離さない。なんで今までクリスティーにハマらなかったのか。...

2021年に読んだ&読む既刊の、まずベスト1だろうなー。 私、前世は1910〜20年代のイギリス人だったよ、きっと。『メアリー・ポピンズ』に始まり『ダウントン・アビー』も『ダロウェイ夫人』も漫画『エマ』も心をつかんで離さない。なんで今までクリスティーにハマらなかったのか。この年になるまで待っててくれたのか。 『さあ、あなたの暮らしぶりを話して』に書店の旅コーナーで出会って魅了され、自伝に進んだが、読んでる一瞬一瞬が幸せだった。 裕福な家に生まれ、破産、戦時の結婚、離婚、13?も年下の考古学者との再婚、執筆と中東での発掘の日々…思い出すままにあちこち書き連ねたこの自伝、ゆったりしたペースと、イギリス人らしく控えめな感情表現&ユーモアで、目まぐるしいクリスティーの人生を一緒にたどっていける。 彼女の人生を幸せにしているのは、類まれな才能とともに、豊かな愛情に恵まれたことですね。幼少期の家庭も、後半生を共にした夫も本当に愛が深い。それに謙虚に感謝する心がまた美しい。 描写については、衣食住、あらゆる細部が楽しいが、私がつねに心惹かれるのは…やっぱり使用人。本人も当時の使用人たちがいかに誇りあふれるプロフェッショナルであったかを語っている。もちろん平等と自由は何より尊重されるべきだし、陰惨な話もたくさんあったろうけど、『ダウントン』しかり、しっかり保護されて自分より貴重なものに使える労働は、今の時代にはない幸せだったんじゃなかろうか〜。 やっぱ前世はあの時代のイギリス貴族じゃなくてメイドかなw さて、忘れ去ったもの、未読のもの、クリスティーの作品は幸い山ほどある。生涯かけてゆっくり読みましょうぞ。

Posted by ブクログ

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