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免田栄 獄中ノート 私の見送った死刑囚たち
2,090円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | インパクト出版会/ |
発売年月日 | 2004/08/10 |
JAN | 9784755401435 |
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免田栄 獄中ノート
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「俺にも来たか、奥歯をかみしめ耳をすまし、鼓動を押さえた。死刑囚は誰も自分の房近くに迫る足音、その瞬間が一番緊張するというが、このときほどその実感を感じたことはない。まさにその一瞬だ」 想像を絶する、という一言に尽きる。 冤罪って怖いよ。 誤判・冤罪の可能性を論拠にした...
「俺にも来たか、奥歯をかみしめ耳をすまし、鼓動を押さえた。死刑囚は誰も自分の房近くに迫る足音、その瞬間が一番緊張するというが、このときほどその実感を感じたことはない。まさにその一瞬だ」 想像を絶する、という一言に尽きる。 冤罪って怖いよ。 誤判・冤罪の可能性を論拠にした死刑廃止論がある。 死刑を肯定する立場からは、 「滅多に起きることじゃない」 「起きたとしても全体の数パーセントにすぎない」 「社会秩序維持のためには、それくらいの犠牲はやむを得ない」 なんだろうけど、それってどうなんだろう。 確かに数パーセントかもしれない。 でも冤罪で死刑判決を受けた人にとっては、100%なんだよなあ。 …まあ、誤判や冤罪は死刑以外の刑罰にも同じようにありますが、死刑だけはどうにも取り返しがつかないという点で一線を画しますよね。 ちなみに、イギリスが死刑廃止に至ったのも冤罪が理由。 殺人事件の犯人が処刑されたあと、真犯人が見つかったエヴァンス事件が直接のきっかけ。 とりあえずびっくりしたのは、免田さんを死刑囚とした裁判官や検事が、何の謝罪もしていないということ(もちろん罷免もされていない)。 国から何の補償も受けていないということ。 これが許されるなんてことだけは、あっちゃいけない。
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