商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社/ |
発売年月日 | 2004/10/15 |
JAN | 9784535783027 |
- 書籍
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数学はいつも苦手だった
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数学はいつも苦手だった
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商品レビュー
3.5
4件のお客様レビュー
数学に関する小話集. 式は少ないので一般向け.それでも数学を勉強している,あるいはしていた人にもけっこうおもしろい本だと思う.どの節も独立しているのでどこからでも読めるが,その部分がおもしろいかは人によってかなりばらけるのではないか. 私が印象に残った節を覚えのために書いておく...
数学に関する小話集. 式は少ないので一般向け.それでも数学を勉強している,あるいはしていた人にもけっこうおもしろい本だと思う.どの節も独立しているのでどこからでも読めるが,その部分がおもしろいかは人によってかなりばらけるのではないか. 私が印象に残った節を覚えのために書いておく. ・数学の定理ベストテン Mathematical Intelligencer 1990.3で読者アンケートが公開されたもの.なるほどと思わせるリスト. ・数学者の数学,非数学者の数学 著名な数学者,非数学者の数学に関する見解. ・数学者は理解されることが怖い? 数学者の講演がわからない理由.良い講演をするための助言(問題をはっきり説明する.比喩をうまく使って分かった気にさせる.複雑な問題に関する講演も,本質がわかるようにするべきで,技術的細部にこだわるべきではない.などなど).この節は数学だけに限らず,よい発表をするためのヒントがつまっている. ・数学が何の役に立つの? この昔からよく言われる質問に関する教授と学生と数学科卒業生の対話.大学の数学科で学ぶことは「厳密に考える力」「抽象化し本質的なところと本質的でないところを区別する力」「フラストレーションに対する抵抗力」だそうだ.なかなか含蓄がある.
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ドイツの数学者による数学嫌いの人のためのエッセイ。 数学とは何か、数学が何の役に立つのか、数学者の世界など、普段接することがない数学の世界を面白く紹介している。 数学者の考え方は、凡そ一般人とは違っていて、抽象的な考え方が身についているせいか、世間との付き合いも論理的で冷めた見方...
ドイツの数学者による数学嫌いの人のためのエッセイ。 数学とは何か、数学が何の役に立つのか、数学者の世界など、普段接することがない数学の世界を面白く紹介している。 数学者の考え方は、凡そ一般人とは違っていて、抽象的な考え方が身についているせいか、世間との付き合いも論理的で冷めた見方をするようだ。この本の書かれ方も、やや断片的で、小説のようにストーリーもなく、少々判り難い。でも読んでいくうちに、学生時代に勉強した数学をもう一度見直してみたいと思った。日常生活で意識的に数学を使うことはあまり無いけれど、数学的な考え方は、現代社会では必須の基礎知識であることは判る。このエッセイは数学に親しむためのキッカケになると思う。 ちなみに、数学とは何かを一言でいうと、「数学は論理的な構造を発見する試みであり、アイデアの集まりであり、世界を記述する道具であり、世界を体験する方法のひとつ」と云う。まあこの言葉だけでは、イメージが湧かないのが私のような一般人なんですけど。
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60 「才能とはたくさんの情報を知っていることとか、知識があると言うことではない。それは生き方のセンスである。だからこれがあると生き生きとした人生を送る事が出来る」 「その力によって、人は逆境に打ち勝つことが出来る。それがあれば一人で何でも出来る。この能力を持っていると、我々を苦...
60 「才能とはたくさんの情報を知っていることとか、知識があると言うことではない。それは生き方のセンスである。だからこれがあると生き生きとした人生を送る事が出来る」 「その力によって、人は逆境に打ち勝つことが出来る。それがあれば一人で何でも出来る。この能力を持っていると、我々を苦しめる支配者など恐くない。でもこれは、すでに持っている人にしか分からないことだ」マルティン・ヴァルサー 「一度しか読まない本は、一回読み足りないか、一回読み過ぎかのいずれかである」ショーペンハウエル
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