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ポケット詩集(3)
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ポケット詩集(3)

田中和雄(編者)

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ポケット詩集(3)

1,650円

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 童話屋
発売年月日 2004/10/16
JAN 9784887470484

ポケット詩集(3)

¥1,650

商品レビュー

3.6

10件のお客様レビュー

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みんなの感想まとめ
  • ポケット詩集
  • 詩人たちの共演
  • 心を解き放つ力
  • 日常に寄り添う詩
  • 近現代の名作集
  • 優しさと悲しみの表現
  • 子どもと大人に捧げる
  • 心に響く瞬間詩
  • 春の風の安堵感
  • 精神の高さを探求

多様な感情や思索が詰まった詩集は、優しさや慈しみ、悲しみといったテーマを通じて、読者の心を解き放つ力を持っています。新たに加わった詩人たちの作品も含め、近現代の名作が集められ、戦前の作品が多く取り入れられたことで、幅広い世代に親しまれる内容となっています。特に江國香織の詩「父に」が収められたことで、精神的な緊張感が和らぎ、春の風のような安堵感を得られると感じる読者も多いようです。詩の力が、瞬時に人間の魂を映し出す様子は、まさに心に響く体験です。詩集は、子どもたちや心を持った大人たちに捧げられ、日常の中でふとした瞬間に心に寄り添う存在となることでしょう。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2024/08/06

『レモン哀歌』『父に』の2つの詩は、悲しいですけど…素直に良い詩だな、と感じます。 またポケット詩集Ⅰ・Ⅱと順に読んできて、石垣りんさんの詩が自分は比較的好きなんだと気づきました。Ⅲに収録されている『くらし』も生きるとはどういうことなのか、考えさせられる内容で、心惹かれます。 他...

『レモン哀歌』『父に』の2つの詩は、悲しいですけど…素直に良い詩だな、と感じます。 またポケット詩集Ⅰ・Ⅱと順に読んできて、石垣りんさんの詩が自分は比較的好きなんだと気づきました。Ⅲに収録されている『くらし』も生きるとはどういうことなのか、考えさせられる内容で、心惹かれます。 他は『しずかな夫婦』『なにもそうかたを……』が印象に残りました。

Posted by ブクログ

2023/03/12

北原白秋「ビール樽」(1914)から江國香織「父に」(1999)まで、26人41篇の近現代詩アンソロジー、さらに3年ぶりの三冊目。戦前の作品の割合が今までより多く、北原白秋、中原中也、堀口大學など初登場。たぶんどこかで目や耳にしたことのある作品が多いと思う。

Posted by ブクログ

2021/07/28

図書館で、2巻と一緒に借りてきました。2巻よりも好きな詩が多かったです。 好きな詩を、いくつか…。  水の星      茨木のり子 宇宙の漆黒の闇のなかを ひっそりまわる水の星 まわりには仲間もなく親戚もなく まるで孤独な星なんだ 生まれてこのかた なにに一番驚いたかと...

図書館で、2巻と一緒に借りてきました。2巻よりも好きな詩が多かったです。 好きな詩を、いくつか…。  水の星      茨木のり子 宇宙の漆黒の闇のなかを ひっそりまわる水の星 まわりには仲間もなく親戚もなく まるで孤独な星なんだ 生まれてこのかた なにに一番驚いたかと言えば 水一滴もこぼさずに廻る地球を 外からパチリと写した1枚の写真 こういうところに棲んでいましたか これを見なかった昔のひととは 線引きできるほどの意識の差が出てくる筈なのに みんなわりあいぼんやりとしている 太陽からの距離がほどほどで それで水がたっぷりと渦まくのであるらしい 中は火の玉だっていうのに ありえない不思議 蒼い星 すさまじい洪水の記憶が残り ノアの箱船の伝説が生まれたのだろうけれど 善良な者たちだけが選ばれて積まれた船であったのに 子子孫孫のていらくを見れば この言い伝えもいたって怪しい 軌道を逸れることもなく いまだ死の星にもならず いのちの豊饒を抱えながら どこかさびしげな 水の星 極小の一分子でもある人間が ゆえなくさびしいのもあたりまえで あたりまえすぎることは言わないほうがいいのでしょう  月から見た地球     北原白秋 月から観た地球は、円(まど)かな、 紫の光であった、 深いにおいの。 わたしは立っていた、海の渚に。 地球こそは夜空に おさなかった、生まれたばかりで。 大きく、のぼっていた、地球は。 その肩に空気が燃えた。 雲が別れた。 潮鳴を、わたしは、草木と 火を噴く山の地動を聴いた。 人の呼吸を。 わたしは夢見ていたのか、 紫のその光を、 わが東に。 いや、すでに知っていたのだ。地球人が 早くも神を求めていたのを、 また創っていたのを。  レモン哀歌       高村光太郎 そんなにもあなたはレモンを待っていた かなしく白くあかるい死の床で わたしの手からとった一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと嚙んだ トパアズいろの香気が立つ その数滴の天のものなるレモンの汁は ぱっとあなたの意識を正常にした あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑う わたしの手を握るあなたの力の健康さよ あなたの咽喉に嵐はあるが こういう命の瀬戸ぎわに 智恵子はもとの智恵子となり 生涯の愛を一瞬にかたむけた それからひと時 昔 山巓でしたような深呼吸を一つして あなたの機関はそれなり止まった 写真の前に挿した桜の花かげに すずしく光るレモンを今日も置こう  夢みたものは……     立原道造 夢みたものは ひとつの幸福 ねがったものは ひとつの愛 山なみのあちらにも しずかな村がある 明るい日曜日の 青い空がある 日傘をさした 田舎の娘らが 着かざって 唄をうたっている 大きなまるい輪をかいて 田舎の娘らが 踊をおどっている 告げて うたっているのは 青い翼の一羽の 小鳥 低い枝で うたっている 夢みたものは ひとつの愛 ねがったものは ひとつの幸福 それらはすべてここに ある と

Posted by ブクログ

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