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残虐記
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残虐記

桐野夏生(著者)

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残虐記

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2004/02/27
JAN 9784104667017

残虐記

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商品レビュー

3.2

90件のお客様レビュー

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2009/12/04

是非オススメです

失踪した作家の手記として語られる物語。かつて起きた、少女の誘拐・監禁事件の真相とは……?極限状態の人間心理、歪んだ愛情。常に斬新なテーマを追い求める著者が記す、実験的な意欲作。

yoko

2024/12/16

人間には毒がある。毒を持っているのは爬虫類や虫ばかりでない。人間にだってある。生まれ持って毒を持ったのか、あるいは生きる術として毒を身につけたのは不明だが。 監禁事件の顛末とその後があまりに痛切だが、強烈なのはそこではない。本書のある行で世間が事件そのものに熱狂していて当人たちな...

人間には毒がある。毒を持っているのは爬虫類や虫ばかりでない。人間にだってある。生まれ持って毒を持ったのか、あるいは生きる術として毒を身につけたのは不明だが。 監禁事件の顛末とその後があまりに痛切だが、強烈なのはそこではない。本書のある行で世間が事件そのものに熱狂していて当人たちなどどうでもいいと指摘した瞬間だった。 本作は、暴力によって血が、肉が、内臓が顔を出したり、無惨に殺される人が登場したりしない。ただ、世の中の無理解があまりにも残酷で残虐に描かれている。その中で悲鳴をあげる人々に、我々は残虐な刃を向けて俎上にあげて調理し、話のネタにしているのだ。

Posted by ブクログ

2024/10/03

この作家の創造力には、ついていけないところが多い。 まぁそれがこの作家のセールスポイントかも知れない。

Posted by ブクログ

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