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同時代を生きて 忘れえぬ人びと
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2004/02/26 |
JAN | 9784000241267 |
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同時代を生きて
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商品レビュー
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2022.8.2 市立図書館 1922年(大正11年)5月から6月生まれ、同い年の瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン、そして鶴見俊輔の鼎談。80歳を超えた2003年の夏から秋にかけて3回にわけておこなわれた座談をまとめた本。みなこのあと10年以上生きたが、鶴見さん(2015年)、キーン...
2022.8.2 市立図書館 1922年(大正11年)5月から6月生まれ、同い年の瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン、そして鶴見俊輔の鼎談。80歳を超えた2003年の夏から秋にかけて3回にわけておこなわれた座談をまとめた本。みなこのあと10年以上生きたが、鶴見さん(2015年)、キーンさん(2019年)に続いてこの春寂聴さんが亡くなって、3人とも故人になってしまった。 話題は三年が共通して縁を持つ永井道雄(教育社会学者、文部大臣)や嶋中鵬二(中央公論社社長)、三島由紀夫らの思い出話や戦中戦後考えていたことなどが中心。この時点ですでに「もうろくした」とぼやく鶴見さんと、まだまだ元気だという寂聴さんとキーンさん。ぽろっとでてくる本音がおもしろい。博覧強記なうえに経験も見識も人並み以上の80歳からみた過去の日本、今の日本への率直な意見は興味深い。 芋づる式読書の蔓もいっぱい伸びていて、ときどき読み返して関連書籍を読んでみたいのだけど、そのうち岩波現代文庫あたりに入らないかしら?(生誕百年の節目も迎えたことだし…)
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寂聴さん、キーンさん、鶴見俊輔さんは皆、大正11年生まれ。三人の博学さ、深さ、語りはもう止まらないと、言う感じでどんどん進み楽しかった。永井道雄さん、嶋中鵬二さんは鶴見さんの、小学校の同級生で、キーンさんとは50年来の、友人という。他多くの登場人物、本など出てくる出てくる。まだま...
寂聴さん、キーンさん、鶴見俊輔さんは皆、大正11年生まれ。三人の博学さ、深さ、語りはもう止まらないと、言う感じでどんどん進み楽しかった。永井道雄さん、嶋中鵬二さんは鶴見さんの、小学校の同級生で、キーンさんとは50年来の、友人という。他多くの登場人物、本など出てくる出てくる。まだまだ読みたい思う本が沢山。三島由紀夫とのそれぞれの回想が興味深かった。
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瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン、鶴見俊輔のお三方は、大正11年生まれ。 同じ年生まれの三人なので家庭環境や国を越えて、戦前、戦中、戦後に、説明要らずの共通体験や理解があり、その上でそれぞれの立場で経験したこと、学んできたこと、考えたことを、日本語で語り合う。ここで語られる三人三様の...
瀬戸内寂聴、ドナルド・キーン、鶴見俊輔のお三方は、大正11年生まれ。 同じ年生まれの三人なので家庭環境や国を越えて、戦前、戦中、戦後に、説明要らずの共通体験や理解があり、その上でそれぞれの立場で経験したこと、学んできたこと、考えたことを、日本語で語り合う。ここで語られる三人三様の記憶、エピソードがどれも、興味深いことばかり。なるほど!と時系列が実感できたところもあれば、もっともっと深く知りたくなる事柄もあり‥ 話題は共通の友人、知人のことや、政治、宗教、死生観、文学や歴史などなど多岐にわたる。 個々には付き合いも合った三人が揃ったのは本書のためだそう。よくぞ、企画してくださった!と岩波書店に感謝する。鶴見さん亡き今こそ読まれるべきなのではと思う。
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