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内容紹介 | 内容:水俣学の開講にあたって 原田正純,花田昌宣述. 水俣病の歴史 原田正純述. チッソの企業体質と技術 宇井純述. チッソ労働者と水俣病 山下善寛述. 水俣を記録して 桑原史成述. 水俣病とマスコミ 高峰武述. 法創造に挑む水俣病裁判 富樫貞夫述. 水俣病患者の闘い 宮澤信雄述. 海の生き物たち 佐藤正典述. 被害者の想い 濱元二徳述. 世界の水銀汚染と水俣病 原田正純述. 被害補償の経済学 花田昌宣,酒巻政章述. 水俣学まとめ 原田正純述 |
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販売会社/発売会社 | 日本評論社 |
発売年月日 | 2004/03/31 |
JAN | 9784535583849 |
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水俣学講義
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水俣学講義
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原田正純氏が熊本学園大学で立ち上げた「水俣学」の最初の講義録。 水俣病は近代国家として戦前戦後を通じて経済成長する日本の社会構造が生んだ惨禍であった。水俣病は医学的見地から診断と治療を行えばよいというものではない。その発生を防ぐ、あるいは原因を突き詰めようとすると、医学の分野だ...
原田正純氏が熊本学園大学で立ち上げた「水俣学」の最初の講義録。 水俣病は近代国家として戦前戦後を通じて経済成長する日本の社会構造が生んだ惨禍であった。水俣病は医学的見地から診断と治療を行えばよいというものではない。その発生を防ぐ、あるいは原因を突き詰めようとすると、医学の分野だけでは如何ともしがたい。 そこで、社会学、メディア、法学、住民、生物学など多様な人々が集まって水俣病、引いては現代社会の問題について考察し、未来への教訓としよう、と立ち上げられたのが水俣学である。 日本で起きたミクロな事例であるのに、その射程は今日の社会構造の指弾へ及ぶ。その実録として、読むべき一冊である。続けて第4講まで有。
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熊本学園大学「水俣学講義」の一巻目。 読みどころは原田正純さん、今は亡き宇井純さん、熊本日日新聞編集局長の高峰武さん、法律論の富樫貞夫さん(熊本大学名誉教授)。
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