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万物理論 創元SF文庫
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万物理論 創元SF文庫

グレッグ・イーガン(著者), 山岸真(訳者)

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万物理論 創元SF文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京創元社/
発売年月日 2004/10/30
JAN 9784488711023

万物理論

¥1,650

商品レビュー

4.1

59件のお客様レビュー

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2010/05/28

アイデアは興味深いと…

アイデアは興味深いとは思いますが、小説として面白くないのではだめです。各種のエピソードが錯綜していて非常に読みずらい作品でした。

文庫OFF

2025/06/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

難しい。面白かったけど作中の緻密な論理展開の半分も理解できたのか怪しい。科学の進歩に伴う、政治、宗教、ジェンダー、生命倫理、それぞれにかなり深い思索が展開されている。 そして万物理論。宇宙は1人の人間によって説明されることで存在するという衝撃の仮説。(ハルヒの元ネタ?) そして実際に起きたのは、全ての人間が万物理論を理解した独立した存在として宇宙に参加する 世界。そこでは愛情に基づいた他者理解は存在しない。→中盤の自発的自閉症の伏線回収。

Posted by ブクログ

2024/10/23

『我思う故に我あり』 『我思う故に他あり』 作品を端的にまとめるとこうなるんでしょうか? この感想を書いている今(2024年)から20年前の時代は、 デジタルやSFの特筆されるモデルとして攻殻機動隊の存在があり、 それが各方面に与えた影響はかなりあったのでは?と思います。 じ...

『我思う故に我あり』 『我思う故に他あり』 作品を端的にまとめるとこうなるんでしょうか? この感想を書いている今(2024年)から20年前の時代は、 デジタルやSFの特筆されるモデルとして攻殻機動隊の存在があり、 それが各方面に与えた影響はかなりあったのでは?と思います。 じぶんの勝手な思い込みですが、この作品からもその雰囲気が 感じ取れる様な気はしました。 主人公のアンドルー・ワースは人間でありながら、体内にコンピュータを 搭載して複数のアプリを起動させつつ、自己管理と周囲との接触に 関する事細かな便利機能を活かすことができる設定で、 動画編集を生業としている事を伝える描写からストーリーが始まります。 物語の半分くらいまでは、主人公が置かれている状況や 周囲の人間社会など世界観に対する説明がつづき、 物語の核になる概念『万物理論』を取り囲む存在が少しづつ 浮き彫りになっていく展開を見せます。 ステートレスの特殊環境下において、未知の理論、バイオテクノロジー、異なる思想、ウイルス、それに加えて、 今の時代では特に珍しいものでもなくなった『ジェンダー問題』に対して 先見性のある描写がなされます。 よく言えばバラエティ豊富、悪く言えば盛り込みすぎってほどの密度の濃さですね。 この作品がなにを伝えたいのか、いろいろ頭を悩ませて考えてみたんですが、 恐らくこれは、ストーリー最大の潮目になっているであろう、 人間宇宙論者コンロイとの接触シーンで語られる基石についての描写が 核心であり、物語ではほとんど全てが『目に見えないもの』を むりやり具現化しようと闇雲な論法で躍起になっているなか、 シンプルに『目に見える』ことこそ100%の証明であり、 世界は1人の目で観測されるからこそ存在を確認できる。 いわゆる、天動説よりも極端に『自分がいるからこそ世界は回ってる』 って、天上天下唯我独尊の様な発想の転換を見せつけてくれるわけですね。 つまるとこ、形のないものに意味を付与させようとしても無駄で、 それを追い求める役を背負わされた人間はピントがぼやけて、 絶対解けない炎上プロジェクトに関わってしまう事になるわけでしょう。 これだけ重厚な内容のものに、なかなか感想は書きにくいですが、 じぶんは端的にそういう印象を受けました。 難しく考えても答えなんてない、だったら100%証明可能な『自分の今』 雑なようでこれがいちばんの真理・万物理論なのかもしれませんよね。

Posted by ブクログ