商品詳細
内容紹介 | 内容:六十四年一月七日. ぼんやりした不安. 豊川家の春. ススメススメヘイタイススメ. 日の本の国. 花占いの冬. 国家総動員. 金鵄あがって十五銭. 花と散る. 一億の総力戦. 本を読む娘. また寝て泣くのかよ. リンゴの歌. 希望の子. 広く青い空. 三代の女. 成長の頃. 造反有里. みんな家族. 新しい地平. 帝国ホテルと義眼 |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 2004/08/10 |
JAN | 9784167551087 |
- 書籍
- 文庫
みんな家族
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
みんな家族
¥838
在庫なし
商品レビュー
3.8
6件のお客様レビュー
家族史とも言える昭和史。登場する人物に(読者から見て)ドラマチックな出来事が次々と降りかかるというのではない。ごく普通の人を描いた小説だ。 60年以上も続いた昭和は浮き沈みの激しい時代だった。市井にある普通の人の視点による昭和史は面白く、読んでいて記録映画を観ているようだった。...
家族史とも言える昭和史。登場する人物に(読者から見て)ドラマチックな出来事が次々と降りかかるというのではない。ごく普通の人を描いた小説だ。 60年以上も続いた昭和は浮き沈みの激しい時代だった。市井にある普通の人の視点による昭和史は面白く、読んでいて記録映画を観ているようだった。 自分自身が昭和生まれで、昭和を過ごしたのはわずかに10年ほどなのだが、昭和がいちばん愛着のある時代のように感じるのが不思議だ。
Posted by
まあまあでした。内容はそこそこ面白いけど、ものすごく面白いわけではない。構造は面白い。いろんな人が実はいろんなところで交差していて、そこがところどころ顔を出す。複数の人から見た昭和史、なんだろうな。
Posted by
やや自伝的要素を含みつつ昭和の家族を描いた本。加賀乙彦の「永遠の都」シリーズに近いものがあるが、こっちはもっと下町的かつダイジェスト的。
Posted by