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トリポッド(1) 襲来 ハヤカワ文庫SF
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トリポッド(1) 襲来 ハヤカワ文庫SF

ジョン・クリストファー(著者), 中原尚哉(訳者)

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トリポッド(1) 襲来 ハヤカワ文庫SF

682

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2004/11/15
JAN 9784150114930

トリポッド(1)

¥682

商品レビュー

4.1

12件のお客様レビュー

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2010/05/28

可愛らしい絵に比べて…

可愛らしい絵に比べて、中は結構重めな内容。人が死んだりします。子供向けということですが、十分大人でも楽しめます。この1巻はトリポッド本編(2巻唐巻)が書かれて数十年してから書かれた作品で、本編の前日談に位置してます。今回新しく発刊されて、順序どおりに読みやすく発売されてます。

文庫OFF

2024/11/01

イギリスのある農地に、突如巨大な3本足の物体が現れた。物体からは触手が伸び、農家の建物を破壊し、人を飲み込み、犬を殺した。そこへすぐに軍が出撃し、物体は破壊された。しかし、テレビでは謎の番組が放映され、皆口々に「トリポッド万歳」と叫び始める。最初のトリポッドを発見したローリーとア...

イギリスのある農地に、突如巨大な3本足の物体が現れた。物体からは触手が伸び、農家の建物を破壊し、人を飲み込み、犬を殺した。そこへすぐに軍が出撃し、物体は破壊された。しかし、テレビでは謎の番組が放映され、皆口々に「トリポッド万歳」と叫び始める。最初のトリポッドを発見したローリーとアンディは、ローリーの家族とイギリスを脱出し、スイスへ向かうが、隣国フランスやドイツに次々現れたトリポッドは、洗脳した人々とともにスイスを包囲する…。 1960年代の名作少年向けSF小説の、いわばエピソードゼロというべき作品。トリポッドが出現し、騒ぎが広がっていくまでを描く1作目。本編は本来2作目から4作目までの三部作で、この1作目は1988年に書かれた追加らしい。 地球に出現した、おそらく他の星から来たトリポッド。特に意思を表明するわけではなく、なんとなく家を壊したりする。これがめちゃくちゃ強いのかと思いきや、あっさり倒されてしまうが、どうやら狙いは単純に破壊行為ではなかったらしい、というところは安定して楽しめる。 三本足の謎の物体、洗脳など、ウェルズの『宇宙戦争』との類似性の部分は、素直にインスパイアされたものなのだろう。 本作の楽しみはやはり、昔の冒険小説の定番、いかに乗り物を得て移動するかという、『十五少年漂流記』からのお約束であろう。登場人物の心情描写などはかなり荒っぽい。 ところで、あとがきに書かれている内容では、早川で2~4巻にあたる三部作本編は1960年代後半に書かれ、1巻目は1988年に書かれたというだけ有って、いきなりテレビの録画が出てきたりするのだが、1960年代では存在しないので、どう描かれているのかが楽しみである。

Posted by ブクログ

2017/06/30

ジョブナイルだがシリアスな面もあり大人でも読める 表紙   7点西島 大介   中原 尚哉訳 展開   6点1988年著作 文章   6点 内容 659点 合計 678点

Posted by ブクログ

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