温室栽愛

狗飼恭子(著者)

• 販売会社／発売会社: 幻冬舎/
• 発売年月日: 2004/07/10
• JAN: 9784344006393

商品レビュー

2014/04/01

溺れそうだ、というフレーズが印象的だったのだけど。

再会した桜子の影響で主人公•佐知の恋愛に向かう姿勢が変わっていく。
マニキュアや赤いヒールの出番もきっと増えるのかな。
ただ、桜子や鈴木さん、小林など他の登場人物がかなり意外な動きをしている気がした。

2012/05/06

人を愛するというのは難しい。
ありのままの自分で、ありのままの姿でいればいいと思うのだけど、やっぱり好かれたいという欲が働くので、じたばたして、みっともない姿を晒してしまう。
誰かと一緒に、長く過ごすためには、ありのままの自分でいること、ありのままの相手をそのまま受け入れること、そんな境地に辿り着けるかどうかなのかな？

2012/04/24

ほんわかした表紙にひかれて図書館から借りる。
母親のやっている地味な喫茶店のバイトを午後からやって生活している26歳の佐和。
そこへ現れる学生時代に男友だちの彼女だった桜子。
桜子に振り回されたのが、自分をみつめるキッカケになったような気がする。