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伊那谷の老子 朝日文庫
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伊那谷の老子 朝日文庫

加島祥造(著者)

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伊那谷の老子 朝日文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社/
発売年月日 2004/07/30
JAN 9784022643315

伊那谷の老子

¥616

商品レビュー

4.5

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2016/01/11

著者の加島祥造は、老子、道(タオ)に関する多数の著書を持つ、詩人・英文学者。 本書は、1995年出版の元版から、茶道美術図書を出版する淡交社の月刊誌『なごみ』に1989年に連載された「谷の四季」(原題は「風と影の時間に」)と、丸善の雑誌『學鐙』に1993年に連載された「伊那谷の『...

著者の加島祥造は、老子、道(タオ)に関する多数の著書を持つ、詩人・英文学者。 本書は、1995年出版の元版から、茶道美術図書を出版する淡交社の月刊誌『なごみ』に1989年に連載された「谷の四季」(原題は「風と影の時間に」)と、丸善の雑誌『學鐙』に1993年に連載された「伊那谷の『老子』」を収めたもの。 老子(道家)の思想は、「ことさらの事業を興さないこと、しいて発言しないこと、多くの物を持たぬこと。その中にこそ、安らいだ生活と社会の幸せがある」と、儒家と真逆の教えを説くもので、諸子百家の中でも異質で掴みにくい思想と思う。 著者は、老子に馴染むずっと以前に長野県の伊那谷に別宅を作って、そこで暮らした四季の生活を「谷の四季」に綴り、その後編集者の勧めで翻訳した老子と、自らの伊那谷での生活が融けあい始めて、それが「伊那谷の『老子』」となったのだというが、著者の生活のスタンスは老子を語るにまさに相応しく、その教えがすっと入ってくるような気がする。 第8章「上善如水・・・」~「何よりもすすめたいのは 「水のようにあれ」ということだ。 水はあらゆるものに命をあたえる。 養ってくれる、そんな 大変な力をもっているのに 争わないのだ。 人のいやがる低いところにも 流れこんでゆく。そして タオにつながる人もまた、水に似て 低いところを好む。 心を求めるときは 最も深いところを喜ぶ。(中略)こうした人の生き方を貫くのは何か それは、 争わないということだ~水のように。 だから誰の非難もこうむらない」 老子の教えを、加島氏が代って説いてくれているような本である。 (2015年6月了)

Posted by ブクログ

2008/01/18

森の小屋を出て山を散策するうち、 ふと「変性意識」とでもいうような状態に 入っていく著者自身の描写が凄い。

Posted by ブクログ