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ウルフ・サーガ(下) 福音館文庫 物語S-36
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ウルフ・サーガ(下) 福音館文庫 物語S-36

ケーテレヒアイス(著者), 松沢あさか(訳者), カレンホレンダー

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ウルフ・サーガ(下) 福音館文庫 物語S-36

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福音館書店
発売年月日 2004/11/20
JAN 9784834019971

ウルフ・サーガ(下)

¥880

商品レビュー

4

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2020/05/26
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ショーガル・カンの集団を逃れ、高い山での雪崩を乗り越え、シリキたちは砂漠地帯へやってきた。砂漠の狼は、少し小さく縄張りは持たず、厳しい自然と折り合いをつけながら平和に暮らしていた。古来からの自然の掟が、まだ生きていた。シリキたちは、砂漠で生活を始めたが、ある日長老クマ・ホタからの知らせを受け、再びショーガル・カンの地を目指す。 動物たちが信じるワカとは、厳しい自然と折り合いをつけて暮らす動物たちの智恵だったのだ。シリキが見た二本足で立つ毛のない狼とは、人間を象徴したものなのか。 なかなか深いものがあった。

Posted by ブクログ

2010/05/11

ウルフサーガ・・自然の掟を忘れた人間への警告 ウルフサーガ(下巻)の感想です ウルフ・サーガ(下) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 猟場を持たない迷い狼となったシリキたち兄姉は、巨大集団の追っ手からのがれ、幾多の困難をくぐり抜け、やっと安住の地を見つけたの...

ウルフサーガ・・自然の掟を忘れた人間への警告 ウルフサーガ(下巻)の感想です ウルフ・サーガ(下) 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 猟場を持たない迷い狼となったシリキたち兄姉は、巨大集団の追っ手からのがれ、幾多の困難をくぐり抜け、やっと安住の地を見つけたのだった。 が、世界の秩序である「掟」の復活をめざして、シリキたちはふたたび、巨大な黒狼に宿命的な闘いを挑む―。 雄大なスケールで描く、狼たちの一大叙事詩。 小学校上級以上。 掟を失った世界は、生きるものが、「生きる喜び」を失った世界だった オオカミが安心して暮らせる世界を夢見たショーガル・カン・・黒狼だったが 結局、 自然の掟「ワカ」を失った世界には、他の動物も、狼でさえも生きることができない世界だった。 シリキとショーガル・カンの最終的な戦いはなかったものの、結果は明らか ふたたび 「ワカ」を取り戻した狼たちにより 森は再生されていく はだかの狼・・実際には現れなかったけれども、それはやはり「人間」のことですよね。 人間が安心して暮らせる世界を作るのは当たり前ですが、自然の掟を無視しては成り立ちません。 病気になることがあるかもしれない 餓えることがあるかもしれない でも 私達も、偉大な自然の一部であることを忘れてはならないのです

Posted by ブクログ

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