- 新品
- 書籍
- 書籍
ドイツ史の終焉 東西ドイツの歴史と政治
4,180円
獲得ポイント38P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 早稲田大学出版部/ |
発売年月日 | 2003/07/31 |
JAN | 9784657036193 |
- 書籍
- 書籍
ドイツ史の終焉
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ドイツ史の終焉
¥4,180
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
東西ドイツが、自らの歴史をどのように認識し、語り、また論争を行ってきたのか。そして、それらの認識のもとにそれぞれどのような「国家」を築いてきたのか、という点に注目を置かれている。ドイツ国内での歴史認識(おもにナチズムに関して)の論争や、自らの民族・国家に対する議論は興味深い。 ま...
東西ドイツが、自らの歴史をどのように認識し、語り、また論争を行ってきたのか。そして、それらの認識のもとにそれぞれどのような「国家」を築いてきたのか、という点に注目を置かれている。ドイツ国内での歴史認識(おもにナチズムに関して)の論争や、自らの民族・国家に対する議論は興味深い。 また、DDR(東ドイツ)内部において、大衆が政府をどのようにみていたのかということを、東ドイツで行われていた世論調査によってみるという試みを行っている。政府に対する忠誠が求められるDDR国内において、世論調査はその表面だけを見ては信頼することはできないという前提に立ちながらも、この世論調査から、東ドイツの崩壊は民心が離れたことであると結論付けている。 戦後のドイツのごく基本的な基礎知識さえあれば、ドイツを専門にしていなくとも理解しやすい文章。ドイツにおける戦後の歴史論争は、日本の歴史について考えるときにも有用であろう。
Posted by