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プラネタリウムを作りました。 7畳間で生まれた410万の星
1,980円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | エクスナレッジ/ |
発売年月日 | 2003/06/01 |
JAN | 9784767802510 |
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プラネタリウムを作りました。
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商品レビュー
4.5
23件のお客様レビュー
昔、「大人の科学」という雑誌にプラネタリウムの付録がつくというので試しに買ってみたことがある。おもちゃだろうとそれほど期待はしていなかったのだが、不器用なぼくには何時間もかかるくらい組み立てるのが大変で、なんとか作り上げて、暗い部屋で点灯してみてびっくり。 それからしばらくプラネ...
昔、「大人の科学」という雑誌にプラネタリウムの付録がつくというので試しに買ってみたことがある。おもちゃだろうとそれほど期待はしていなかったのだが、不器用なぼくには何時間もかかるくらい組み立てるのが大変で、なんとか作り上げて、暗い部屋で点灯してみてびっくり。 それからしばらくプラネタリウムがマイブームになって、ダンボール?製のプラネタリウムが壊れてばらばらになってしまったあとは、市販のホームプラネタリウムを買ってみたりしたが、最初に作ったときの感動はなかった。 このダンボールのプラネタリウムを監修したのが、著者だった。 ほぼ独学で、世界のプロがのけぞるプラネタリウム(ダンボールじゃないよ?)を作り上げた著者だが、天才というわけでもない。失敗したり、後戻りしたり、爆発したり、英語に苦労したり、そこらに居そうな工作マニアのにーちゃんだ。しいて言えば、プラネタリウムを作るために大学を休学したり、電源回路の勉強をするために電源メーカーの会社でアルバイトしたり、音響やカメラの専門家に助けを求めたり、メーカーに就職しながら週末の休みはプラネタリウム制作に励むという、「好きなものに没頭する天才」というところか。ちょっと植村直己の「青春を山に賭けて」を思い出した。やっていることがとりわけ世のため人のためになるわけでもないところも似ている。著者はプラネタリウムの国際会議で「It's my hobby」と翻訳されて爆笑されたらしいが、それでいいんだと思う。 とりわけ上手な文章ではないが、アイデアや試行錯誤や苦労が克明に書かれていて、迫力があって面白かった。モノ作りの楽しさに久しぶりに触れた。
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移動式プラネタリウム。 天の川の見えないところまでつくりこむ奥深さ。 ものづくりへの情熱、 教えられるがわから教えるがわへ。 C0044
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手作りで世界でも類を見ないプラネタリウムを作り上げてしまったあんちゃんの製作記。よけいな思想信条を入れず、ほぼ記録に徹しているのがすがすがしい。自宅にクリーンルームをつくり、レーザーで原板を彫るための機械も自作し、できあがったのは企業が科学館におさめているものに100倍する星を...
手作りで世界でも類を見ないプラネタリウムを作り上げてしまったあんちゃんの製作記。よけいな思想信条を入れず、ほぼ記録に徹しているのがすがすがしい。自宅にクリーンルームをつくり、レーザーで原板を彫るための機械も自作し、できあがったのは企業が科学館におさめているものに100倍する星を映し出すプラネタリウム。 大阪で開かれた国際的なプラネタリアンの祭典で、大学の4年間をかけてつくったプラネタリウムの発表を行う大平氏。最後に付け加えられた言葉の同時通訳「It's my hobby」と同時に、場内が大爆笑になったそうだが、気持ちはわかる。ばかばかしいほどの偉業に接すると、あきれはてるやら爽快やらで、まさに笑いがこみあげてくるのだ。 好きなものをを極めると、ここまでいけるんだよ、という勇気が湧く話。大人はもちろんだが、高校生くらいまでの若者に、ぜひ読ませたい。
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