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三酔人経綸問答 岩波文庫
858円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2002/10/05 |
| JAN | 9784003311011 |
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三酔人経綸問答
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三酔人経綸問答
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商品レビュー
4.1
33件のお客様レビュー
面白い。明治にどんな…
面白い。明治にどんな考え方が流行り、どんな問題があったのか。そして、それらはどのように現在につながっているのか。漢字だらけのタイトルで、敬遠してしまいがちだけど、読んでみたらコメディー。暇つぶしにも読めてしまいます。
文庫OFF
「三酔人経綸問答」は明治の思想家・中江兆民が著した政治対話篇。岩波文庫版では桑原武夫と島田虎次の校訂により酒に酔った三人の人物が日本の未来を語り合う様が生き生きと描かれている。自由民権の理想と現実、急進と保守のはざまで交わされる議論は酔いに任せた戯言のようでいてどこか真理を突く。...
「三酔人経綸問答」は明治の思想家・中江兆民が著した政治対話篇。岩波文庫版では桑原武夫と島田虎次の校訂により酒に酔った三人の人物が日本の未来を語り合う様が生き生きと描かれている。自由民権の理想と現実、急進と保守のはざまで交わされる議論は酔いに任せた戯言のようでいてどこか真理を突く。酒場での会話が妙に深く感じられるのはそのせいか。現代に生きる我々もまた問いながら酔い語らいながら考える。気兼ねなく思考を巡らせ語りたいものだ、そう酔いに任せ。
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南海先生のもとを訪れた洋学紳士は非武装、民主主義制を主張し、豪傑君は植民地主義を主張する。南海先生はどちらの論も極端なものであり、現実的ではないと諭す。中江兆民が1887年に書いた本だが、現在でもしばしば洋学紳士と豪傑君の対立を見かける。この本の持つ問題意識は現在でも通用するのだ...
南海先生のもとを訪れた洋学紳士は非武装、民主主義制を主張し、豪傑君は植民地主義を主張する。南海先生はどちらの論も極端なものであり、現実的ではないと諭す。中江兆民が1887年に書いた本だが、現在でもしばしば洋学紳士と豪傑君の対立を見かける。この本の持つ問題意識は現在でも通用するのだろう。
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