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ユートピア 岩波文庫
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ユートピア 岩波文庫

トマス・モア(著者), 平井正穂(訳者)

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ユートピア 岩波文庫

935

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2011/12/01
JAN 9784003220214

ユートピア

¥935

商品レビュー

4.1

47件のお客様レビュー

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2010/05/28

この社会が最善かどう…

この社会が最善かどうかは置いておいて、なぜMoreがこの国を「Utopia」って名づけたのかって考えるとちょっとあれだなーと思った。 UtopiaってMoreの造語なんだけどギリシャ語でNot Placeって意味らしいんだ。 これってMore自身がUtopiaを実現することのでき...

この社会が最善かどうかは置いておいて、なぜMoreがこの国を「Utopia」って名づけたのかって考えるとちょっとあれだなーと思った。 UtopiaってMoreの造語なんだけどギリシャ語でNot Placeって意味らしいんだ。 これってMore自身がUtopiaを実現することのできない社会として認識してたんじゃないかな、と思った。 「どこにもない場所」。つまりはそういうことなんです。多分。

文庫OFF

2010/05/28

トマス・モアが提唱し…

トマス・モアが提唱したユートピアとは、どのようなものだったのか。実際読んでみると、管理が激しくて、心地良い楽園とは程遠いと思いました。

文庫OFF

2024/06/18

表紙にあるように、読みものとして十分におもしろかった。当時のイングランドの腐敗した政治形態を暗に批判するために生みだされた理想郷・ユートピアは、現代を生きる我々にとっても、一見理想的に感じられる。 理性至上主義、人民の同質化と差別化の巧妙なバランス、根本にある無条件の崇拝・信仰は...

表紙にあるように、読みものとして十分におもしろかった。当時のイングランドの腐敗した政治形態を暗に批判するために生みだされた理想郷・ユートピアは、現代を生きる我々にとっても、一見理想的に感じられる。 理性至上主義、人民の同質化と差別化の巧妙なバランス、根本にある無条件の崇拝・信仰は、彼らの人生を代替可能なものへと堕するという点で、オーウェルやハクスリー、伊藤計劃が描いていたものと重なる。

Posted by ブクログ

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