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愛という試練 マイナスのナルシスの告白
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 紀伊國屋書店/ |
発売年月日 | 2003/07/23 |
JAN | 9784314009270 |
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愛という試練
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愛という試練
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商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
P17〜19『漱石』の途中3行を読み、涙が出た。 自分のことを言われているようだった。 というか、自分のことだった。 追いつかない。本当はとてもつらい。 きっと私もマイナスのナルシスの一種なのだろうと思った。 中島義道は家庭で愛を学ばなかったと書いているが、私も思えばそうだし、...
P17〜19『漱石』の途中3行を読み、涙が出た。 自分のことを言われているようだった。 というか、自分のことだった。 追いつかない。本当はとてもつらい。 きっと私もマイナスのナルシスの一種なのだろうと思った。 中島義道は家庭で愛を学ばなかったと書いているが、私も思えばそうだし、 中島本人が最も望む愛され方というのが、私とまったく同じなのは面白い。 (彼は時折、私が頭の中で思っていることを明瞭に言語化してくれる。) それは『完全に否定した上で、私を「愛している」と言う』ことである。 でないと『好き』という輪郭が埋もれていて、ハッキリと浮き上がらない。 ただ自分と似てるから好き、◯◯だから好き、だなんて 好きな理由を例え100個並べたところで、そんなものは 子供がハンバーグ好きなのと一緒で(嫌いな子供も中にはいるだろうが) 100%誰でもできる、あまりに当たり前すぎることなのだ。 (勿論好きな理由を並べられることも経た上でのことで…) しかし、この愛し方を分かってくれる男性はなかなかいない。
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率直に言うとこの人の卑屈さがわたしの理解の範疇をついに越えた。それは多分この本が他者との関わりについてを主とする本だから。愛とは自己愛を除くとほぼ全てが他者との関係であるといっても過言ではないからこそ、この卑屈さはわたしには理解できない。方向性は理解できる。そういうところで足踏み...
率直に言うとこの人の卑屈さがわたしの理解の範疇をついに越えた。それは多分この本が他者との関わりについてを主とする本だから。愛とは自己愛を除くとほぼ全てが他者との関係であるといっても過言ではないからこそ、この卑屈さはわたしには理解できない。方向性は理解できる。そういうところで足踏みするのも、自分にまつわる物事を恐ろしいくらいの客観性をもって分析してしまうがゆえに何もできなくなってしまうのもわかる。言いたいことは良く分かる、しかしわたしはもっと日常生活に折り合いをつけることができる。 わたしと中島義道との接点は自分の認識の仕方、内省の一点にあるとおもう。それ以外のところでは話にならない。だからこそ、わたしは中島義道が他者との関係を切断して本当に自分、もしくは人間個人一般について語るものが読みたい、と発見できた。それだけ。
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人を愛する力は人によって異なっている。人を愛する力が弱い人が、勝つ。愛を絶対善として、疑わない世の中には疑問を感じる。 とてもパーソナルな話だからこそ、学ぶことが沢山あった。人は話をするときに、他人との差や興味をもってもらえるポイントのあたりをつけられるからこそ、面白い話ができる...
人を愛する力は人によって異なっている。人を愛する力が弱い人が、勝つ。愛を絶対善として、疑わない世の中には疑問を感じる。 とてもパーソナルな話だからこそ、学ぶことが沢山あった。人は話をするときに、他人との差や興味をもってもらえるポイントのあたりをつけられるからこそ、面白い話ができる。人の愛し方とあく比べづらいトピックにおいて、これ程ディテールに感覚を伝えられるのは、さすがだと思った。
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