商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新潮社 |
発売年月日 | 2003/06/25 |
JAN | 9784104609017 |
- 書籍
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映画はやくざなり
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映画はやくざなり
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
映画の脚本家である笠原和夫さんの回顧録のようなものでしょうか。前半のやり取りは本当に面白い。時に対立があり、妥協がある。一つの作品を作り上げるのに、それぞれが情熱を持って取り組むからこそ生まれる葛藤が生き生きと綴られています。 秘伝シナリオ骨法十箇条 が読みたくて本書を手にした記...
映画の脚本家である笠原和夫さんの回顧録のようなものでしょうか。前半のやり取りは本当に面白い。時に対立があり、妥協がある。一つの作品を作り上げるのに、それぞれが情熱を持って取り組むからこそ生まれる葛藤が生き生きと綴られています。 秘伝シナリオ骨法十箇条 が読みたくて本書を手にした記憶がある。一つの創作物をゼロから生み出す秘伝の一端が記されています。読んだだけで身につくとは思わないが、先代の方々の歩んできた手法が読めるのは、ありがたいことだと感じます。
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『仁義なき戦い』等の様々なヤクザ映画の脚本を手掛けた笠原和夫が、自身の脚本家人生と創作論を語る。 冒頭にある『仁義なき戦い』完成後、作品の出来に不満があって部屋に閉じこもるエピソードからもう面白い。まさに昭和という感じで破茶滅茶なエピソードが盛り沢山。 前半の脚本人生の部分で...
『仁義なき戦い』等の様々なヤクザ映画の脚本を手掛けた笠原和夫が、自身の脚本家人生と創作論を語る。 冒頭にある『仁義なき戦い』完成後、作品の出来に不満があって部屋に閉じこもるエピソードからもう面白い。まさに昭和という感じで破茶滅茶なエピソードが盛り沢山。 前半の脚本人生の部分で、制作会社からの雑な要望でガンガン脚本を作り上げていく描写を読むと、やっぱり昔は数打ちゃ当たるの精神で粗製濫造気味だったのかなと思っていたら、後半の創作論で脚本1本作るためにどれだけ考えて作っているのかを知って頭が下がる。
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※このレビューにはネタバレを含みます
シナリオ骨法十カ条が読みたくて借りる まずコンセプト検討、テーマ設定 取材と資料収集、キャラクターの創造 人物関係表、事件の配列、プロットづくり サスペンス、突端の糸の引き出し&コロガリ。役者の「出」 カセ=運命・宿命、波乱を生み出す オタカラ 敵役 サンボウ、正念場。明智光秀由来 ヤブレ、挫折 オリン=ヴァイオリン、泣かせどころ ヤマ=クライマックス オチ=ラストシーン お題目。志がなくてはいけない 沖縄ヤクザの脚本付き これは映画で見たい、と思わせる内容。 仁義なき戦い、試写で見たときは駄作と思った。 シリーズ3&4は引き延ばし 東映の社風は「当たればエエ」 泣く子と深作欣二には勝てない? 現場が揉めれば揉めるほどヒットする? 博徒七人、時間が無くキャラの判別がつけやすいように、 全員「×××」にしてしまう。 テレビ放送絶対無理
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