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国家論大綱(第1巻 上)
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国家論大綱(第1巻 上)

滝村隆一(著者)

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国家論大綱(第1巻 上)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 勁草書房/
発売年月日 2003/05/10
JAN 9784326301485

国家論大綱(第1巻 上)

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2006/01/11

マルクス主義の国家論。ではあるが、レーニンの国家=暴力装置論ではない。また、三浦つとむの国家=国意志論とも違う。滝村は、国家と国家権力と国家機関の違いを、すでに70年代から指摘していた。国家は「共同体」、国家家権力は、観念的な国家共同体と資本家の意志総体を体現したイデオロギー権力...

マルクス主義の国家論。ではあるが、レーニンの国家=暴力装置論ではない。また、三浦つとむの国家=国意志論とも違う。滝村は、国家と国家権力と国家機関の違いを、すでに70年代から指摘していた。国家は「共同体」、国家家権力は、観念的な国家共同体と資本家の意志総体を体現したイデオロギー権力。それを支えるのが三権分立としての国家機構である。二大階級の上に立つイデオロギー的権力は、国家機関を満たし、法的支配の形をとってなされる。よって、そこには、労働者の権利と資本家の自由の権利も明記されることになる。■私語となったマルクス主義ではあるが、それ故に、日本のマルクス主義が、本質論的な原理を獲得できる「現実」性が充実したとも評価できるのではないか。■国家論大綱も、読了するのに骨が折れる。(-_-;)。再読中。

Posted by ブクログ

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