商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社 |
発売年月日 | 2003/12/12 |
JAN | 9784062117951 |
- 書籍
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すらすら読める風姿花伝
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すらすら読める風姿花伝
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商品レビュー
3.7
15件のお客様レビュー
能という「芸能」について考え抜いた本であるが、今日の私にも活かせる哲学ばかり。 「小5小6頃の、男臭さもない、かといって幼児めいてもない、美少年の時期のかりそめの人気に奢るな。表面的人気を舞台で披露しつつも、稽古は稽古でひたすら基礎の技術を大切に練習しなければならない。」 →子...
能という「芸能」について考え抜いた本であるが、今日の私にも活かせる哲学ばかり。 「小5小6頃の、男臭さもない、かといって幼児めいてもない、美少年の時期のかりそめの人気に奢るな。表面的人気を舞台で披露しつつも、稽古は稽古でひたすら基礎の技術を大切に練習しなければならない。」 →子どもの頃にひたすら基礎を積み上げる大切さ。教育にももちろん活きる。 「初心忘るべからず」に芸道の全てがこもる。子どもの頃から磨き上げてきた技術が24.5の頃に花開くと、珍しさも含め実力以上に評価されることがある。そこで慢心して落ちていった人を何人目の当たりにしたことか。 →24.5で花開くのは芸の道ならでは感あるが(スポーツとかはそうかな)初心忘るべからずは、どの年代にも言えると思う。 自分の能力に慢心した時がその人の能力の行き止まりである。「上手は下手の手本、下手は上手の手本なり」 →今は下の立場でいることが多いが、自分が人の上に立つ身になったときこそ、慢心をもってはいけない。何も意識していないと、無意識に自惚れてしまう。日々反省し忘れぬように。 まずは基礎、なにはともあれ自分の専門を固めよ。万事はそこから始まり、それ以外の道はありえない。 →あれこれと手をつけず、まずは1つを極めるべき。
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現代語訳があるので読みやすかった。能について書かれているけど、人としてどうあるべきか、みたいなことも参考になった。
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風姿花伝の全文が載っているわけではないが、現代語訳もわかりやすい。 岩波文庫の「風姿花伝」の、わかりにくい所を確認するために読んだ。 丁寧な本だったと思う。 【memo】 世阿弥の幼名は鬼夜叉 花のように美しい稚児だったらしい。 父観阿弥が52歳で亡くなり、数えで22歳ほ...
風姿花伝の全文が載っているわけではないが、現代語訳もわかりやすい。 岩波文庫の「風姿花伝」の、わかりにくい所を確認するために読んだ。 丁寧な本だったと思う。 【memo】 世阿弥の幼名は鬼夜叉 花のように美しい稚児だったらしい。 父観阿弥が52歳で亡くなり、数えで22歳ほどの世阿弥が一座を受け継いだ。
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