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いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 春秋社 |
| 発売年月日 | 2003/12/25 |
| JAN | 9784393329054 |
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いかにしてわたしは哲学にのめりこんだのか
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商品レビュー
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1件のお客様レビュー
タイトルから、著者の師である木田元の『わたしの哲学入門』(2014年、講談社学術文庫)のように、著者自身が哲学を学んできた歩みを振り返りつつ、哲学の問題へと読者を案内するような内容かと想像したのですが、読んでみるとそうではなく、著者が勤務する中央大学の紀要に掲載された論文をまとめ...
タイトルから、著者の師である木田元の『わたしの哲学入門』(2014年、講談社学術文庫)のように、著者自身が哲学を学んできた歩みを振り返りつつ、哲学の問題へと読者を案内するような内容かと想像したのですが、読んでみるとそうではなく、著者が勤務する中央大学の紀要に掲載された論文をまとめた本となっています。 「あとがき」によると、入不二基義の論文に触発されたとのことで、ウィトゲンシュタインの哲学がテーマとなっていますが、フッサールやデリダの思想にも触れつつ、著者みずからウィトゲンシュタインの論じた問題を考えなおすことが試みられています。とくに著者の関心は、言語ゲームの成立する公共的な領域と、私的言語がそのうちに根拠をもつとされる私的な領域との関係で、ウィトゲンシュタインが私的言語に対して批判をおこなった議論などをあらためてとりあげなおし、ウィトゲンシュタイン自身がおこなっているこの二つの領域の境界設定が果たして可能かという問いかけをおこなっています。 ウィトゲンシュタインとデリダの思想の比較にかんしては、ヘンリー・ステーテンの『ウィトゲンシュタインとデリダ』(1987年、産業図書)が見通しのよい議論を示しているものの、あまり見かけることがなかったので、本書における両者の関係についての議論は、とくにウィトゲンシュタイン研究者から見たデリダ理解を知ることができたという意味で、興味深く読みました。
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