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まあだかい 内田百閒集成 10 ちくま文庫
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まあだかい 内田百閒集成 10 ちくま文庫

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まあだかい 内田百閒集成 10 ちくま文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房
発売年月日 2003/07/09
JAN 9784480037701

まあだかい

¥1,155

商品レビュー

3.9

8件のお客様レビュー

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2024/01/22

愛すべき偏屈屁理屈爺さん 摩阿陀会とは、知らない人は勿論知らない。知る必要なぞ少しもないむいみなかいであってか、私がみんなから還暦を祝って貰ったのに、いまだに達者である。遠慮なく云えばいつ迄も死なない。まだか、まだかと云うのが摩阿陀会である。(無伴奏)

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2023/08/11

還暦を過ぎてもお迎えは「まあだかい」と開かれたから「摩阿陀会」。なんと失礼な、と思いますが、逆にいえばそれだけ百閒先生が弟子たちから慕われていたということでしょう。百閒先生もユーモアに溢れた人で、 「その内にきっともういいよと申し上げる所存で御座いますが、その節は御香典の用意を...

還暦を過ぎてもお迎えは「まあだかい」と開かれたから「摩阿陀会」。なんと失礼な、と思いますが、逆にいえばそれだけ百閒先生が弟子たちから慕われていたということでしょう。百閒先生もユーモアに溢れた人で、 「その内にきっともういいよと申し上げる所存で御座いますが、その節は御香典の用意を成る可く沢山と云う事にお願い申します。」と。p29 六十歳というと今でこそ若いイメージもありますが、昔は還暦=老人のイメージでしたから時代は変わるものです。 p333「花のない祝宴」は泣けました。

Posted by ブクログ

2014/06/01

軽妙洒脱とはまさにこの方のためにある言葉のような気がする。年々老いてゆく中で色々なことがままならなくなってしまうことすら、諧謔たっぷりに描いている。けして自虐的ではない。しょうがないというか、そういうものだとわりきっているかのようである。 だからこそ、「イヤダカラ、イヤダ」という...

軽妙洒脱とはまさにこの方のためにある言葉のような気がする。年々老いてゆく中で色々なことがままならなくなってしまうことすら、諧謔たっぷりに描いている。けして自虐的ではない。しょうがないというか、そういうものだとわりきっているかのようである。 だからこそ、「イヤダカラ、イヤダ」という拒絶も受け入れられるのでしょう。 「まあだだよ」は幾分創作もはいっていたのだなと再確認。それでも、世界観は全く損なわれておらず、改めて黒澤監督の力に脱帽。

Posted by ブクログ

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