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玄冶店の女
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玄冶店の女

宇江佐真理(著者)

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玄冶店の女

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 幻冬舎/
発売年月日 2003/05/25
JAN 9784344003354

玄冶店の女

¥1,760

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2018/11/24

玄冶店の黒塀が並ぶ町の中、お玉は妾奉公していたが、旦那の小間物屋が傾き、これからは世話ができないと言われた。 すぐ裏には、じいさんと孫ほど違う年齢のお花が隠居の世話をしていた。近所の芸者の置屋の小梅は手習いや、三味線の恵子の合間に来てはおしゃべりしてゆく。 そんな暮らしの中、女...

玄冶店の黒塀が並ぶ町の中、お玉は妾奉公していたが、旦那の小間物屋が傾き、これからは世話ができないと言われた。 すぐ裏には、じいさんと孫ほど違う年齢のお花が隠居の世話をしていた。近所の芸者の置屋の小梅は手習いや、三味線の恵子の合間に来てはおしゃべりしてゆく。 そんな暮らしの中、女どおしの悩みや愚痴、楽しみ。 どうにか暮らす程度の小商いだがお玉は幸せだ。 ある時小梅の手習い所の師範青木に出会う。 身分違いの恋に悩んだり、妾である立場での女どおしの友情を布を織り込むように丁寧に作り上げる宇江佐真理さんの醍醐味を味わう。

Posted by ブクログ

2014/01/22

宇江佐作品は大体読んだつもりが、こちらは未読。 でも自分としては今、読む事が出来て良かった。 新刊当時読んでいたら感じ方が全然違ったと思う。 お玉が切ないなぁ…。

Posted by ブクログ

2013/09/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

主人公のお玉は小間物屋を営む花魁上がりのお妾。 訳ありの女たちが多く住む界隈で気を張って生きている。 世話をしてくれていた旦那と別れ、女ひとりの身すぎ世すぎとなったが…。 というお話。 宇江佐さんの作品の主人公は、矜持はあるが、分を知っている。 おめかなのが悪いのではない。基本的には独りで生きなくてはと 知っている。このお話のお玉さんもそう。 周りは皆、似たような事情を抱えた女たちで、労わり合うように生きて いる。悲しすぎる結末をみる者・長く忍んだ想いに報われるもの・ それぞれの哀歓が胸を打つ。 お玉さんは、若い誠実な恋人を追って旅立つのだが、ちょっとだけ 悔しいこともあるのだ。ひたむきに恋をぶつける純情がいけないとは 思わないが、そんなに好きなら一度でいい、別れを決めた彼女の側に 立って、その胸の内を斟酌してあげる場面があれば良かった。 おそらくふたりは結ばれるだろうが、男のほうが自分勝手に 愛情という甘えをぶつけていないと、どうして言えよう。 一途な男性の愛が嬉しい半面、その中に潜む危うさが私には気になった。 ラストシーン、映画『モロッコ』のように去った男を追うお玉さんと 親友のお喜代の別れが、鋭く切ない。 お玉さんの行く先に幸せがあればいいのに、と小説の中のことなのに 胸が痛んだ。いい小説だと思う。

Posted by ブクログ

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