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私の意識とは何か(2) 生命理論 哲学文庫7叢書=生命の哲学4
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 哲学書房/ |
発売年月日 | 2003/01/10 |
JAN | 9784886790828 |
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私の意識とは何か(2)
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養老さんが何かのエッセイの中でぜひ若い人に挑戦してもらいたいと書かれていたのが気になっていて、わたしはもう50になって若くもないけれども読んでみた。 でもまぁそれは伏線で、いろいろあってかっこ良くいえば酸いも甘いも味わって微妙に体調も良くなり、「意識」なんてものがあるから苦しまな...
養老さんが何かのエッセイの中でぜひ若い人に挑戦してもらいたいと書かれていたのが気になっていて、わたしはもう50になって若くもないけれども読んでみた。 でもまぁそれは伏線で、いろいろあってかっこ良くいえば酸いも甘いも味わって微妙に体調も良くなり、「意識」なんてものがあるから苦しまなければならないんだと世界を、いやいや自分を呪っていた時期を通りすぎて、なんとなく中立的に?「意識」というものをわかりたいと最近思い始めたということが直接の動機である。 いつも誰かの言動に脅かされて、「あのひとはいったいどう思っているんだろう?」と心を砕いていた日々があった。今もそうかもしれない。それは苦しく、ややもすると気の狂わんばかりの混乱を私にもたらす。それもこれも私に意識があるためだ… それを乗り越えるためには「意識」が何者であるのかを知る必要があると思い、この本を手にとった次第である。充分にその期待に応えてくれる本だと思う。 この本は二分冊になっていてタイトルは「生命理論」である。こちらはⅡの「私の意識とは何か」になる。通常はⅠから読み始めるのであろうが、前述のエッセイでⅠは理論的だからⅡのほうが具体的なものを扱っているから分かりやすいかもしれないと養老さんが書いてらしたので素直にそれに従ってⅡから読んだ。 しかし、それでもわけわからない。数学も哲学もわからない私でもお経のように思える言葉の繋がりを歯を食いしばり、眠気と闘いながら読み通した最後の一文は最高にイカしていた。 読める人は読んだほうがいい。 Mahalo
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