商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 藤原書店 |
発売年月日 | 2003/04/30 |
JAN | 9784894343320 |
- 書籍
- 書籍
帝国以後
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
帝国以後
¥2,750
在庫あり
商品レビュー
4
26件のお客様レビュー
21世紀に入ってからすでに20年以上経過したのだとしみじみ。日本についても、その他の地域についても、普段自分が抱いていた「印象」はメディアの操作によるもので、やはりこういう違う視点を与えてくれる著作を読むのは大事だと思った。
Posted by
米国は実は脆弱で世界に依存しているという逆説的な書。米国は影響力を行使するために世界が混沌であることを望んでいるのだ。米国は軍事力•経済力(消費大国)も帝国となるには不足し、理念上の普遍主義もない。(黒人との混淆婚率や乳児死亡率)欧日露は地政学的戦略を踏まえない米国から独立し、新...
米国は実は脆弱で世界に依存しているという逆説的な書。米国は影響力を行使するために世界が混沌であることを望んでいるのだ。米国は軍事力•経済力(消費大国)も帝国となるには不足し、理念上の普遍主義もない。(黒人との混淆婚率や乳児死亡率)欧日露は地政学的戦略を踏まえない米国から独立し、新しい国際社会を形成していく。米国は普通の強国足らざるを得ないのだ。いずれにせよ世界に影響を与えたトッドの名著。米国は帝国になり得ないという予測は秀逸だったが、結果を見れば中国の覇権主義それ自体は予測できなかった。アジアの存在感を無視して欧米日で議論を進めたのはやや拙速。 黒人差別がアメリカの国体であるとトッドは言っているが、低混淆婚率が客観的な裏付け資料であることはもっと言ってもいい。 2021/6/25
Posted by
アメリカはモノの取引や政治における役割はほとんど無い。あるのは金融資本主義に依拠する取引の役割だけだ。 久しぶりに骨のある本を通読できた達成感が大きい。この手の本をたまには読んで、難解な論理を頭で整理する訓練が必要だと感じた。また数年後に挑戦したい。
Posted by