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宗教とはなにか とくに日本人にとって 岩波現代文庫 学術107
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宗教とはなにか とくに日本人にとって 岩波現代文庫 学術107

中村雄二郎(著者)

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宗教とはなにか とくに日本人にとって 岩波現代文庫 学術107

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 2003/08/19
JAN 9784006001070

宗教とはなにか

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商品レビュー

4

4件のお客様レビュー

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2010/05/28

よその国と違い、多宗…

よその国と違い、多宗教な日本。日本人にとって宗教とはどういう位置づけにあるのか。

文庫OFF

2024/09/30

 人はなぜ宗教に惹かれるのか…ということに興味がある人には,なかなか刺激的な本である。日本の思想家だけではなく,西洋の思想家からも,宗教に関する哲学的な部分を引用してくれて,宗教学入門書としては,いいのではないか。  ただ,わたしは「宗教とはなにか」ということを,もう少し別の視...

 人はなぜ宗教に惹かれるのか…ということに興味がある人には,なかなか刺激的な本である。日本の思想家だけではなく,西洋の思想家からも,宗教に関する哲学的な部分を引用してくれて,宗教学入門書としては,いいのではないか。  ただ,わたしは「宗教とはなにか」ということを,もう少し別の視点から考えてみたいと思うようになった。それは「哲学,宗教,道徳,習慣」は,どんな関係にあるのか…である。  葬式仏教は,宗教なのか。日本人が神社で手を合わす…しかも,2礼2拍手1礼までも基本通りにやる…のは,宗教なのか。単なる習慣なのか。習慣や宗教との違いはなんなのか…。このあたりの問いに答えてくれる本が欲しい。  

Posted by ブクログ

2012/11/14

日本における宗教的な意識を考察。 1章では、西洋において理論的にあまり語られることのない「悪」の問題について、「逆光の存在論」というタイトルで論じている。 2章、3章では、隠れていた儒教思想のなかの「誠」という徳をキーワードとして、また、それを西田幾多郎の『善の研究』3章...

日本における宗教的な意識を考察。 1章では、西洋において理論的にあまり語られることのない「悪」の問題について、「逆光の存在論」というタイトルで論じている。 2章、3章では、隠れていた儒教思想のなかの「誠」という徳をキーワードとして、また、それを西田幾多郎の『善の研究』3章を引用、批判しつつも、日本の宗教的土壌のルーツを照らし出していく。 4章では、先端時代における、宗教の展望をオウム事件にも言及しつつ、生と「永遠の死」を踏まえ、「今」を生きることにおける宗教性が語られる。 5章では、イスラム圏からささやかな世界の展望が語られる。

Posted by ブクログ

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