純粋理性批判(上) 岩波文庫

イマヌエル・カント(著者), 篠田英雄(訳者)

• 販売会社／発売会社: 岩波書店
• 発売年月日: 1983/04/01
• JAN: 9784003362532

商品レビュー

2010/05/28

いわずと知れたカント…

[文庫ＯＦＦ]

いわずと知れたカントの主作。難解な書ですので、少々解説をします。そもそも本書がかかれたきっかけはイギリスの思想家ヒュームの懐疑論への反駁です。ということで本書のテーマは「人間は何を知りうるのか？」です。

2010/05/28

それまでの哲学・論理…

[文庫ＯＦＦ]

それまでの哲学・論理学を体系化し、近代哲学を確立した書物。死後の世界はあるのか、永遠は存在するのか、といったスコラ哲学以来の難問に対してカントの与えた答えが記される。以後の哲学はこのカントの解答が１つのよりどころとなった。

2010/05/28

はっきり言って、難し…

[文庫ＯＦＦ]

はっきり言って、難しい、読みにくい、分かりにくい。文章は読みにくいですが、内容は面白いものです。存在すること、認識すること、どちらが先にあるわけでもないということを、「認識の可能性が、存在の可能性である」という言葉に収束させるまでの一連の思考が示されたいます。この意味を理解する上で、欠かせない一冊です。