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家族収容所 「妻」という謎
1,760円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社/ |
| 発売年月日 | 2003/08/25 |
| JAN | 9784062119955 |
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家族収容所
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商品レビュー
3.7
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読み終わりました~!私の言いたいことを全部言ってくれてました笑。 私自身は、そこまで「女に生まれて損した」とか「この社会って本当に男中心にできてる!怒」とか思ったことはないのだが、それは私が、完全に男女平等の制度を取り入れている職場で働いてきて、恵まれていたからであって、一般的な企業ではこうはいかなかっただろうということは理解している。 結婚という制度が、男性の都合のよいように近代以降作られてきた、という視点で、私の母世代の苦悩を思うと、本当にその通りだと納得できる。私はその男性中心の制度に飲み込まれないように生きてきたし、これからも誇りをもってそうしていこうと、決意を新たにできました!夫を代表とする男たちに大いなる秘密を隠し持ったまま、私は夫ありきではなく、妻として母としてではなく、一人の人間としてちゃんと幸せになる。しかし「母であることは尊い」という自分のイデオロギーも大切にする。 以下引用↓ 私自身も何度も経験していることだが、主婦たちと約束をすると、十人いたらそのうちの三人は必ず欠席する。その理由は、「子どもが熱を出した」「子どもの幼稚園の行事で」などなどだ。これをどうとらえるか。「そうか、子どもには母親しかいないからしかたがない」と考えるか、「だから主婦はだめなんだ」と考えるか、はたまた「子どもの面倒をみるひとが見つからなければ、父親ではなく母親が自分の予定を犠牲にしなければならないのが世の常だから」と考えるのか。 私自身は子どもがま小さいとき、それこそ薄氷を踏む思いで約束をしていたことを思い出す。核家族だった私には、代替の保育者など存在せず、どうか約束の時間に子どもが熱を出したりしないように、とただただ祈るばかりだった。 自立などということばが完全に無意味化する状況は、子どもが生まれて初めて経験することだった。自分で決めて自分で行動する、それを自立的状況と呼ぶならば、代替の保育機能を備えていない母親である女性は、子どもの体調、子どもの事故によって自立的状況から完全に排除される。 私はそのことを先取りして、子どもたちが幼いころは、保育園に預ける時間以外の研究会、研修会、学会などはすべて欠席することにしていた。それは子どものためでもあった。つまり私以外に、ご飯をつくったり、お風呂に入れたり、熱があるときに医者に連れていったり、薬を飲ませたりするひとが存在しないのなら、ほかのことは犠牲にするしかないとみずから「選択」したのだ。 当時の私がそのことについてどう考えていたのかは記憶にない。とにかく時間に追いまくられていたからだ。そしてもちろんのことだが、子どもとの関係は苦痛だったわけではなく、それなりに十分楽しかった。仕事を休んで、熱の出た子どもを車で小児科に連れて行き、診察の帰りはなぜか必ずコンビニでおでんを買った。発泡スチロールの容器開けるとプーンといいにおいが漂い、熱々の柔らかい大根を子どもたちと三人で食べた記憶は、今でも笑顔とともに思い出される。楽しいことがなければやっていられない。 しかし今になって振り返ってみれば、私の中に、深く深くそれこそヘドロのように溜まっているものがあることに気づかされる。格好よく言えば「ルサンチマン」だ。そんなことばは知らない!というひとに簡単に説明すれば、「恨み」である。 私は当時、同業の男たちが深夜まで仕事をしたり、研究会に出たり、そのあと飲みに行ったり、学会で一泊か二泊してついでに観光をしてきたりすることを横から見ていた。そしていつのまにか「恨み」を募らせ、溜め込んでいたのだ。男たちと書いたが、正確には子どもを産んでいない同業者である女性たちにもわずかだが同じ思いを抱いたと思う。 その同じ時間、私は委託で日々膨大に生産される洗濯物をたたんだり、子どもの誕生日にちらし鮨をつくって子どもの友だちを呼んだりしていたのだ。私は、両方の現実を知ったうえで、「私にとっては、仕事も育児も大切だ。やれるときにやっておかないとできなくなることがある」とひたすら自分に言い聞かせていた。それどころか、それらは必ずや将来、自分の栄養になると思い込もうとしていた。 しかし五十代半ばを過ぎようとしている今日、振り返ってみれば、決してそのときの恨みが解消されたわけではないことに気づく。同年代の男たちに向かって、ときどき心の中でこう啖呵を切っている。 「あんたたちはね、三十代、四十代と働き盛りのころ何をしてたの!ええ?私なんかね、ひたすら昼間仕事をしてね、夜は家事と子どもの世話で、子どもが寝てから本なんか読んでいたのさ!家事や育児を女に任せてそれで『ぼくは仕事ができるんだ』なんてとんでもない!女に『主夫』を与えて、育児や家事から解放させてみてよ。男の数倍、仕事ができるって」
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2003年に出版されてから、20年以上経過している。 人々の意識も状況も変わってきている部分もあるだろうけど、20代女性の知り合いが専業主婦になりたいと発言しているのを聞いたりすると、なかなか根本的な意識改革は難しいのかもしれないとも思う。 いつだって、結局は他人を救うことはで...
2003年に出版されてから、20年以上経過している。 人々の意識も状況も変わってきている部分もあるだろうけど、20代女性の知り合いが専業主婦になりたいと発言しているのを聞いたりすると、なかなか根本的な意識改革は難しいのかもしれないとも思う。 いつだって、結局は他人を救うことはできない、自分を救えるのは自分自身、親子兄弟夫婦であっても、自分以外の人の問題にずかずかと無神経に口を出さない、首を突っ込まない、親しき中にも礼儀あり。 そういう基本的なことを忘れないようにしたいと思う。
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ストレスの理由がわからない人向け 離婚できない場合どうすればいいか?にも触れているし、被害者であることにまず気づける本。
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