商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 翔泳社 |
発売年月日 | 2002/12/17 |
JAN | 9784798103433 |
- 書籍
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コミュニティ・オブ・プラクティス
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コミュニティ・オブ・プラクティス
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
組織のケイパビリティ獲得の手段として戦略的なコミュニティ形成の有効性を説いています。 ナレッジとは整理された静的な形式知だけでなく、人々の交流の中に動的に存在する暗黙知で構成されるというのは言われてみるとなるほどと感じました。 とはいえ自社に落とし込んで考えてみると、直接的に収益...
組織のケイパビリティ獲得の手段として戦略的なコミュニティ形成の有効性を説いています。 ナレッジとは整理された静的な形式知だけでなく、人々の交流の中に動的に存在する暗黙知で構成されるというのは言われてみるとなるほどと感じました。 とはいえ自社に落とし込んで考えてみると、直接的に収益を産むことはない実践コミュニティの開発に組織がコミットメントするというのはなかなか難しそうです。 80年代の日本企業の活躍の背景にも同様の実践があったとのことですが、もしかすると分析され体系化されていく中で小難しい解釈として本書に落ちてしまっているのでしょうか。あまり身近な事例としては感じられませんでした。
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「実践コミュニティ」=共通の専門スキルやある事業へのコミットメント(熱意や献身)によって『非公式』に結びついた人々の集まり。プロセスは予め計画可能。プラクティスとはプロセスとプロセスの間に行う仕事。
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既存の組織をまたいで、「有志」が「実践する」コミュニティを作ることの事例や、あり方を書いた本。 この本での実践コミュニティはどちらかというと「共通の技術基盤を持っている技術者が集まる」的なものを想定して書かれている感がありますが、有志活動にも十分通じるものがあります。 コミュニテ...
既存の組織をまたいで、「有志」が「実践する」コミュニティを作ることの事例や、あり方を書いた本。 この本での実践コミュニティはどちらかというと「共通の技術基盤を持っている技術者が集まる」的なものを想定して書かれている感がありますが、有志活動にも十分通じるものがあります。 コミュニティを意味のある、継続的なものにするには放し飼いじゃだめで、 ・4章に書かれている「コミュニティの発展と初期段階」では、 参加者に価値を提供できると認識されること(機会を逃さない) ・6章の「分散型コミュニティという挑戦」では、物理的距離が離れたコミュニティの難しさと必要なしかけ(上下関係を取り払い、F2Fの機会をつくる) ・7章の「コミュニティのマイナス面」では、コミュニティで起こる不調:コミュニティは参加者とそうでない人の間に境界を作るので、それが過度に排他的になったり、既得権益抱え込み集団になったり。 あたりの観点は「コーディネーター」がいないとうまく回らないよね、改めて思いました。
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