商品レビュー
3.8
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母が亡くなり、父がアルゼンチンババアの廃墟に転がり込む話。そのアルゼンチンババアも亡くなり、その息子を父と育てていく。 主人公が、父もアルゼンチンババアもその息子も自然と受け入れている姿がすごい。私は親のパートナーを受け入れられていないので、沁みるものがあった。何度も繰り返し読んで、私もみつこのように受け入れたい。曼荼羅や廃墟の世界観も好き。
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装丁がおしゃれで可愛い本。 奈良美智さんの絵がすごく可愛いくて、ページをめくる度に小さな驚きがある。 内容は、大体予想通りだったかな。 ユリさんが死ぬのも想像出来てたのでびっくりもしなかった。 もう少し惹き込まれるような展開が欲しいな…とちょっとだけ思った…。 でも、文章の美しさや、読んでいて感じる心地よさが持ち味の著者なわけであって…私もそういうところがこの著者の本に惹かれている理由なんだと思う。 そして、人の生死がこの作品にも描かれているのだけど、内容がぎっしり詰まっているわけではないので、絵本みたいにさっくりと読めた。 この著者の味わいのある美しい文章を堪能するにはあまりに短かったし、ボリュームに欠けるなと思ったので…次はしっかり長編を読みたい! …そういえば…主人公みつこは、自分を犯そうとしたしんちゃん(いとこ)とよく一緒にいられるなァ…と思った。 そこだけ(というわけでもないけど)妙にファンタジーというか…少し怖かった。 みつこ…心臓に毛でも生えとるんか…? 笑 ユリさんの言葉 「首から下は、ほんとうに大切な人を搜す時には使わないこと、そして、ほんとうに大切な人にだけ使うの」
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「アルゼンチンババア」よしもとばなな 読了。 80P程の短い作品だがばななさんの魅力がギュッと詰まっている。 巻末には奈良美智さんの絵が数点。 この贅沢な組合せは何作品かで実現しているが、今後も続いてほしい。
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