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箱の中の書類 ハヤカワ・ミステリ
1,320円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
| 発売年月日 | 2002/03/10 |
| JAN | 9784150017132 |
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箱の中の書類
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商品レビュー
3.7
7件のお客様レビュー
書簡形式で描かれた異…
書簡形式で描かれた異色作。サスペンスフルな展開が楽しめる作品です。
文庫OFF
セイヤーズといえば、ピーター・ウィムジイ卿ですが、本作はピーター卿が出てこないノンシリーズの単発長編です。 因みに解説によると、本書は医学博士のロバート・ユースタス氏との共著との事。 とはいえ、ユースタス氏は作品の題材に対する技術的なアドヴァイスをしただけで、小説自体はセイヤー...
セイヤーズといえば、ピーター・ウィムジイ卿ですが、本作はピーター卿が出てこないノンシリーズの単発長編です。 因みに解説によると、本書は医学博士のロバート・ユースタス氏との共著との事。 とはいえ、ユースタス氏は作品の題材に対する技術的なアドヴァイスをしただけで、小説自体はセイヤーズが執筆したのでは?と考察されています。 とある別荘地にて、ジョージ・ハリソン氏という紳士が毒キノコによって中毒死してしまいます。 事故死として処理されかけるなか、被害者の息子・ポールは父親の死に疑問を抱き、父の関係者達の手紙を集めながら真相を追及することに・・。 こちらは、手紙や供述書といった書類のやりとりだけで物語が進行する“書簡体”のミステリとなっております。 手紙の行間から登場人物達の強い個性や思惑が浮かび上がってくる生き生きとした描写力は流石の一言。 特にお騒がせ家政婦のミス・ミルサムの激イタっぷりときたら、セイヤーズって本当にこういう人描くの上手いですよね~。 あと、ハリソン氏の印象が人によって全然違うのも面白いな・・と思いました。 ミステリとしては、犯人云々というよりハウダニットにほぼ全振りしている感じなので、その辺(トリック?も含めて)好みがわかれるかもしれませんが、ポールが地道にコツコツと追っていた事が明らかになってくる終盤は読みごたえがありましたね。 (途中、生命の起源論とかに脱線したように見えつつも、辛抱強く読んでいくと繋がってきますし・・) あと、作品の本題とは無関係なのですが、個人的に気になったのは、ミス・ミルサムの妹・オリーヴの息子(ミス・ミルサムの甥)・ロニーに何があったのか・・という事です。 今回のハリソン氏の事件に関係ないので、詳細は触れられていませんが、「29・ポール・ハリソンの覚え書」に、ロニーの衝撃の末路が書かれているのを読んで、“ちょ・・さらっと書いているけど、何があったの?めっちゃ気になる~!”と身悶えした私です。 ということで、久々のセイヤーズ作品で謎解き&数々の手紙から推測される人間ドラマを楽しませて頂きました♪ もし、まだ未読作品があれば発掘したいですね~。
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正直、エンディングはなんのこっちゃという感じだったのが、そこまでの複数の視点「手紙」での進行は、今では斬新とは言えないが、読ませてくれる。白黒映画に原作に出来そう。
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