商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店 |
発売年月日 | 2002/03/31 |
JAN | 9784198614904 |
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熱球
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商品レビュー
3.8
10件のお客様レビュー
仕事を辞め、娘を連れて、父が1人で暮らす故郷に帰ったヨージ。妻は一年間、ボストンに留学している。20年前、甲子園まであと一歩のところで夢を絶たれ、苦い思い出が詰まった故郷を捨てたヨージは元チームメートやマネージャーと再会し、1年後の身の振り方に悩む。過去の後悔や東京と故郷の板挟み...
仕事を辞め、娘を連れて、父が1人で暮らす故郷に帰ったヨージ。妻は一年間、ボストンに留学している。20年前、甲子園まであと一歩のところで夢を絶たれ、苦い思い出が詰まった故郷を捨てたヨージは元チームメートやマネージャーと再会し、1年後の身の振り方に悩む。過去の後悔や東京と故郷の板挟みの現在と娘のこと。ヨージだけでなく、皆がつらい思いをしたからこそ、人は優しくなれる。それを感じさせてくれた一冊。ヨージを支えた娘やお父さん、ザワ爺が素晴らしかった。
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悲しい事情で故郷を出た私にとって、無性に故郷を友達を思いだしました。日々、望郷の思いが募ります。主人公たちが、それぞれ悩みを持って、それでも一歩ずつ進もうとしている姿に勇気が出ました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
良くも悪くも故郷はずっとつきまとうものだと思います。良い思い出があれば故郷も良いものでしょうが、触れられたくない傷を持っていたり、悪い思い出しかなかったら、近寄りたくないでしょうね。主人公が、だから田舎は…と思う気持ちもとても共感できますが、読後何となく消化不良な気持ちになってしまうのは、重松さんの話にしては訴えかけるものが少なかったからかもしれません。
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