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白洲正子全集(第10巻) 縁あって・草づくし・花にもの思う春
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白洲正子全集(第10巻) 縁あって・草づくし・花にもの思う春

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白洲正子全集(第10巻) 縁あって・草づくし・花にもの思う春

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商品詳細

内容紹介 内容:縁あって. 草づくし. 花にもの思う春
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 2002/04/10
JAN 9784106466106

白洲正子全集(第10巻)

¥6,270

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2023/10/30

『縁あって』(1982年、青土社)、『草づくし』(1985年、新潮社)、『花にもの思う春』(1985年、平凡社)の三作品を収録しています。 『縁あって』は、作家や芸術家、デザイナー、職人たちと、彼らの作品について書かれたエッセイをまとめた本です。なかでも多くのページが割かれてい...

『縁あって』(1982年、青土社)、『草づくし』(1985年、新潮社)、『花にもの思う春』(1985年、平凡社)の三作品を収録しています。 『縁あって』は、作家や芸術家、デザイナー、職人たちと、彼らの作品について書かれたエッセイをまとめた本です。なかでも多くのページが割かれているのが、木工職人の黒田辰秋についての文章です。漆の不思議な性質について、「ほんとの所は私にもわからないのです」という黒田のことばを紹介しつつも、その「わからなさ」を読者と共有することで、現代の優れた職人が日々の経験のなかで向きあっている世界の様相を伝えることが試みられています。 『草づくし』は、著者の身のまわりのさまざまな草花についてのエッセイ集です。ここでも黒田の名前が、「つた」の項目に登場しています。蔦の茶入をつくるために材料をさがしていた彼が、ついてに太い蔦の材を入手したときの喜びのようすが、その場に居合わせた著者によって記されています。 『花にもの思う春』は、『新古今和歌集』についてのエッセイです。竹西寛子が『古今和歌集』について語った本である『空に立つ波』にならい、著者は式子内親王の歌からこのタイトルをとっており、式子内親王以外にも『新古今集』に歌が収められている主要な歌人たちについての考察が展開されています。「あとがきにかえて」では、「私のような素人に、新古今集はむつかしかったが、むつかしい分だけたのしませて貰った」という感想が記されているように、本歌取りの妙味に気づいたり、西行の歌の平明なしらべにあらためて耳をそばだてたりと、著者自身が本書の執筆を通して『新古今集』の世界にしだいに深く入り込み、その魅力を再発見していった経過がうかがえます。読者もまた、そうした著者の探求に同行するようなしかたで、『新古今集』の魅力を知ることができる内容になっていると感じました。

Posted by ブクログ

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