機長の危機管理 何が生死を分けるか 講談社+α文庫

桑野偕紀(著者), 前田荘六(著者), 塚原利夫(著者)

• 販売会社／発売会社: 講談社/
• 発売年月日: 2002/09/20
• JAN: 9784062566544

商品レビュー

2024/06/15

本の名前から、もっと飛行機の操縦に関係した、その業界の方々にとってはよく分かるけど一般人にはイメージしにくいことが書かれていると思っていた。しかしながら序文で柳田邦男が書いているように、危険への向き合い方や対処の仕方、準備の必要性などが利益や組織のしがらみなどに縛られることなく記述されており、素人にも大変よく分かる。
特に第３章「危機管理のしくみ」は全ての経営陣が理解し、具体的に対応すべきことだと思う。
■フライング・スキルとエアマンシップ
■全自動化…身についた行動、習熟、スキル・ベースの行動
■半自動化…マニュアルに従う行動、模倣、ルール・ベースの行動
■非自動化…自らの考えに基づく行動、工夫、ナレッジ・ベースの行動