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犬 他一篇 岩波文庫
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犬 他一篇 岩波文庫

中勘助(著者)

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犬 他一篇 岩波文庫

627

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/11/18
JAN 9784003105146

¥627

商品レビュー

4.1

19件のお客様レビュー

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2025/10/13

 中勘助といえば、「銀の匙」だと思っていて、「銀の匙」は、僕のひねくれた性格上、岩波文庫版ではなくて、小学館文庫版で読んだ。  そのイメージで、「犬」に取り掛かったら、あまりのギャップに驚くだろう。  ともかく、登場する修行僧が俗物過ぎる。  俗物というより、人間の男の欲望の権化...

 中勘助といえば、「銀の匙」だと思っていて、「銀の匙」は、僕のひねくれた性格上、岩波文庫版ではなくて、小学館文庫版で読んだ。  そのイメージで、「犬」に取り掛かったら、あまりのギャップに驚くだろう。  ともかく、登場する修行僧が俗物過ぎる。  俗物というより、人間の男の欲望の権化のようだ。  自分の呪術を使って、若い女の恋人を殺し、自らは犬になって、女も犬にしてしまう。  修行僧は自分の醜さを自覚しているが故に、サカリのある犬に自身と女を変えることによって、欲望を達成する。  しかし、それはあくまで肉体的、本能的なもので、心までは奪えない。  犬にされる前に、とっくに女の恋焦がれる男は殺されているのだが、それを知らずに慕い続けるのが切ない。  修行僧の最後はあれで良いけれど、どうにも理不尽な気がしてならない。  「島守」は、孤独な青年の、島での生活の日記だが、とても孤独な感じがする。

Posted by ブクログ

2025/03/30

内容は不快なのに圧倒的な文章に参ってしまう短編「犬」。この時代にありがちな記号的な女性や、欧文学のような心理的あるいは叙情的な女性ではなく、現実的・物理的な女性性を表現しつつも、感情面の描写も過不足なく、バランス調和がシンプルで力強く素晴らしかったです。 「島守」は随筆であり静...

内容は不快なのに圧倒的な文章に参ってしまう短編「犬」。この時代にありがちな記号的な女性や、欧文学のような心理的あるいは叙情的な女性ではなく、現実的・物理的な女性性を表現しつつも、感情面の描写も過不足なく、バランス調和がシンプルで力強く素晴らしかったです。 「島守」は随筆であり静かに淡々と、島の自然の寂しいような美しい描写を、見た夢やたまに見かける村人、古代の神話への連想などと共に日記風に描かれています。 特に鳥にやたら多く触れている。と思って読み進めるていたら、なるほど鳥で締め括り、さすがなぁ...としみじみ思わされました。

Posted by ブクログ

2024/06/05

たまたまバーで拾った本、かわいい犬が出てくる話かと思ってもらって帰ったら最悪な思いをした 読み進めるたびに嫌な気持ち 血腥い

Posted by ブクログ