商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 2002/09/09 |
JAN | 9784582831214 |
- 書籍
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呪の思想
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呪の思想
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商品レビュー
4.6
7件のお客様レビュー
白川静の著書にいきなり触れるのがハードル高いと感じる人はこの辺の対談本からスタート。目から鱗の話が充分聞ける。
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詞はもとより、文字ひとつにも、思いや願いがこめられている。 言霊です。普段ぞんざいに、話したり書いていることを猛省。ゆっくりとかみしめるように、ことばを紡ごうと思います。
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内田樹さんの推薦。 白川先生は、立命館で学生運動のときにも、窓にいつまでも電気がついていて、高橋和己など他の学生がおそれていたというエピソードがある。 大先生だなと自分が思うのは、井筒俊彦先生と白川静先生。学識の幅は人間わざではない。 (1)中国では、祖先をまつる器物...
内田樹さんの推薦。 白川先生は、立命館で学生運動のときにも、窓にいつまでも電気がついていて、高橋和己など他の学生がおそれていたというエピソードがある。 大先生だなと自分が思うのは、井筒俊彦先生と白川静先生。学識の幅は人間わざではない。 (1)中国では、祖先をまつる器物に文字をいれて祖先に告げる。そういうことを殷代にはやっています。(p29) 人と人との交流に文字が使われるようになったのは、ずっとくだって、竹簡、木簡の時代になってから。 (2)孔子は、弟子たちをつかっていろいろな政治活動を行うのですが、孔子は政治家ではありませんので、ことごとく失敗するのです。しかし、失敗するたびに、人間的理解が深くなり、その教えは広くなっていくのです。(p105) 孔子は、理想主義的な革命家というのが白川先生の分析。孔子伝が有名。 (3)ある土地で何か行事をする。儀礼を行うという場合にね、この「同」という盃にお酒をいれてみんなでお酒を降り注いでね、地霊を慰めるのです。そうすると地霊はめざめて「興」というのはね。目がさめる、起きあがるという意味があるでしょ。目覚めてね。自分たちにこたえてくれるようになる。(p206) 白川先生は入門書があまりないが、漢字が自分がよめることに感謝する。神と交流する文字として、一つ一つおそれをもって使っていく必要がある。
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