商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
発売年月日 | 2002/09/12 |
JAN | 9784309265889 |
- 書籍
- 書籍
敬虔な幼子
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
敬虔な幼子
¥1,320
在庫あり
商品レビュー
3.7
30件のお客様レビュー
表紙下部にはミセス・レジーラ・ダウディの表記。 見開き左のページに英文、右ページに絵と訳文が記載されている構成。英文をゆっくり読んで、右のページに移るという変わったリズムで読めました。 読み終えて想起したのはトリアーの『Dancer in the Dark』。行き過ぎた信仰心...
表紙下部にはミセス・レジーラ・ダウディの表記。 見開き左のページに英文、右ページに絵と訳文が記載されている構成。英文をゆっくり読んで、右のページに移るという変わったリズムで読めました。 読み終えて想起したのはトリアーの『Dancer in the Dark』。行き過ぎた信仰心。本人にとっては幸せで、なすべきことをなしたように見えなくもないですが、それは狂気と紙一重で、側から見たら不幸であり、異常ともとれます。 幼子の信仰心も途中から欺瞞がうっすらとコーティングされており、自分は天に昇れる、神に愛されていることを疑わず、他者の行いや書物に書かれている神に関する内容も自己の判断基準によって評価が下される危うさもはらんでいます。皮肉の利いた良いタイトル。 今月中にもう何冊か読みたいと思います。
Posted by
ゴーリー三冊目。 読んできた二冊に比べて、はるかに理解しづらいような。 それがゴーリーの味ったら味なんだろうけど、解釈があいまいだと釈然とはしないなぁ。
Posted by
タイトルの通り、敬虔なヘンリー・クランプ坊やが、その敬虔さにより天に召されてしまうまでの話。 仏教・神道を身近において育った身としては、キリスト教の在り方は理解できるとしても、(抑圧的な)キリスト教徒の行動までは「うーん」となる。ストーリーは揶揄したりする内容ではないんだけども。...
タイトルの通り、敬虔なヘンリー・クランプ坊やが、その敬虔さにより天に召されてしまうまでの話。 仏教・神道を身近において育った身としては、キリスト教の在り方は理解できるとしても、(抑圧的な)キリスト教徒の行動までは「うーん」となる。ストーリーは揶揄したりする内容ではないんだけども。 お墓の「E.G」って、あっ……
Posted by