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果てしなく美しい日本 講談社学術文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2002/09/12 |
| JAN | 9784061595620 |
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果てしなく美しい日本
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果てしなく美しい日本
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商品レビュー
3.9
20件のお客様レビュー
日本文化を研究し、そ…
日本文化を研究し、その美しく多様な国土・文化・歴史をこよなく愛する作者は、まさに深く日本を知ろうとする心にあふれています。愛するということは、知ろうとする心だと改めて考えさせられます。
文庫OFF
第一部はドナルド・キーンが海外に向け1950年代に英語で日本の紹介をするために書いたものの日本語翻訳版で、むず痒くなりそうな本のタイトルに反して、時代もあるだろうし日本人を読者として想定していないためか忖度なく辛口。ナショナリズムとは距離を置きたいと思っているわたしでさえアメリカ...
第一部はドナルド・キーンが海外に向け1950年代に英語で日本の紹介をするために書いたものの日本語翻訳版で、むず痒くなりそうな本のタイトルに反して、時代もあるだろうし日本人を読者として想定していないためか忖度なく辛口。ナショナリズムとは距離を置きたいと思っているわたしでさえアメリカ人のキーンさんの優位自我が感じられる内容に少し反発を覚えなくもなかったのだけど、冷静に考えるとどれも言い当ててるなあと思う。日本人の島国根性とか家父長制とか。歴史、宗教、教育、芸術などさまざまな観点からのアメリカ人による日本人論ということで客観的な目で日本や日本人について考えられてよい読書時間となった。情報が古いのはそれはそれで50年代の日本の雰囲気を知れて面白かった。 第二部と第三部は1990年代のキーンさんの講演を文章化したもので、第一部よりはだいぶ甘口でホッとしてしまった。おもに西欧と日本のかかわりを歴史を追って紐解いてゆく、こちらも面白かった。日本の秩序、清潔、芸術、礼儀正しさなど優位性が多く知られる中、せっかくの開国のあとにむりやり西欧化しようとして鹿鳴館などは海外から失笑を買っていたというのが印象的。ドラマや映画で見てもなんか変だものね。よくわかるわ。 今後日本がどれだけ変化するとしても、本質的には伝統的なものの多くが依然として流れ続けるだろうとキーンさんは言う。その傾向は海外の比ではないという。その残すべき「伝統的なもの」を日本人がうまく取捨選択していけるといいんですけどね、と思いました。
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書名がこそばゆい。命名はドナルド・キーン本人。 3部構成。第一部「生きている日本」は英語圏の読者向け、1959年のもので、内容はout of date。 第二部「世界のなかの日本文化」がおもしろい。1992年富山市での日本語による講演、そのままのトランスクリプト。壇上でドナルド・...
書名がこそばゆい。命名はドナルド・キーン本人。 3部構成。第一部「生きている日本」は英語圏の読者向け、1959年のもので、内容はout of date。 第二部「世界のなかの日本文化」がおもしろい。1992年富山市での日本語による講演、そのままのトランスクリプト。壇上でドナルド・キーンが話しているのが目に見えるようだ。なかでも鎖国の頃の長崎の出島の解説が出色。たとえば、オランダ人は貿易にしか関心がなかった、とか、それ以外のことに関心をもっていたのは医師で、オランダ人と偽った他国人だった(ケンペル、シーボルト、ツンベリー)、とか、シーボルトは興味を抱いた風景をあの北斎に描かせてオランダに持ち帰った、とか。市民講座としては高すぎるクオリティ。 第三部「東洋と西洋」は、1999年国際シンポでの英語による講演。西洋に日本がどう伝えられたかがテーマ。神秘的な日本というイメージを広めた元凶としてパーシヴァル・ローウェルやラフカディオ・ハーンをやり玉にあげているのが目を引く。ジパングが「日本国」の中国語読み「ジーペンクォ」だというトリビアをさらりと入れたりしている。
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