英雄にっぽん 小説 山中鹿之介 集英社文庫

池波正太郎(著者)

• 販売会社／発売会社: 集英社
• 発売年月日: 2002/07/25
• JAN: 9784087474688

商品レビュー

2010/05/28

物語の中に入ってしま…

[文庫ＯＦＦ]

物語の中に入ってしまうとあっという間です。

2012/04/29

山中鹿之助が近視眼的な武将に見えますが
タイトルからしても英雄なんだから我慢！
つか、人生の転機のタイミングが若すぎたからね

2010/06/18

全1巻。
山中鹿之介。

今まで読んだ鹿之介の中で、
最もリアルでやらしい鹿之介。

忠臣の象徴として、
どんだけミスっても諦めない不屈の英雄像な
鹿之介さんだけど、
今回の鹿之介はジャイアニズム。

諦めないのは自分の為。
おれみたいなすごいヤツがここで終わるはずが無いと。
次は成功するはずだと。
理由は無いけど自信は有ると。

そんな井の中の姿勢を織田信長に鼻で笑われたり、
実は自分も思っていたスケールの小ささがきちんと書かれている。

読み物として、ヒーロー像として、
この鹿之介はワクワクしない。
ただ。
もしかしたらこんなとこなのかな実際って気がした。