商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 徳間書店スタジオジブリ事業本部/ |
発売年月日 | 2002/07/31 |
JAN | 9784198615390 |
- 書籍
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虫眼とアニ眼
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虫眼とアニ眼
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商品レビュー
3.7
12件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
始終、子供たちについて話されていた。 宮崎駿は、照れ屋な(良い意味で)頑固オヤジといった感じで面白かった。子供たちにとって良くない社会・環境に成っていると警鐘を鳴らしつつも、宮崎駿自身もそれに加担してしまっているジレンマを嘆いていた。 また、養老さんが示した、「作品の良いところを言葉や意識に落とし込めないからといって、作品が駄作であるわけでは無い」という趣旨のスタンスに好感を持った。理屈っぽい人ではあるが、何かにつけて解説や説明を要することの野暮さや不可能さをよく知っているように感じた。 メモ 自然と触れ合う機会がなかったり、今のように画一的で四角な街で暮らしていると、本来育つはずのディテールを感じ取る力が損なわれていく。
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宮崎駿による“理想の”まちや住宅のイラストが冒頭に掲げられていて、これがとても素敵である。 養老孟司さんの言葉も、一言一言趣きが深い。 “「お先真っ暗」でいいじゃないですか。だからこの世は面白いんですよ。”
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土と自然に接していることの重要さ。虫の不思議さを感じるアンテナである虫眼を持るように、何かの面白さを発見できるかどうかで案外、幸福が見えてくる。 忙しくマネーゲームをしている人だって、どこかの自然で淡々と暮らしたい思いは持っている。
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