商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦と生活社 |
発売年月日 | 2002/06/03 |
JAN | 9784391126488 |
- 書籍
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依存姫
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依存姫
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商品レビュー
4.1
21件のお客様レビュー
痛みを味わえる本
コントロールできない自分を、持て余したことはあるだろうか。何かに依存しなければ立てない、生きていくことさえできない4人の女の子たちが主人公の短編集である。ひりひりと焼けつくような、痛みを味わえる本。
きよはら
『本当の顔はどこ?』整形したものの、ますます被害妄想に取り付かれる女性の話。 『夢がみたいの』ホストに溺れて沈んでしまった女性の話。 『買って買われて』買い物と過食で、心の隙間を埋め傷を癒そうとする女性の話。 『ただ、欲しかった』他人と身体を交わる事を拠り所にし、セックスしていな...
『本当の顔はどこ?』整形したものの、ますます被害妄想に取り付かれる女性の話。 『夢がみたいの』ホストに溺れて沈んでしまった女性の話。 『買って買われて』買い物と過食で、心の隙間を埋め傷を癒そうとする女性の話。 『ただ、欲しかった』他人と身体を交わる事を拠り所にし、セックスしていないと不安で不安で堪らない女性の話。 『依存姫』の4篇の主人公は、中村うさぎ系の女性達だと思った。中村うさぎも、整形・ホスト依存症・買い物依存症・風俗嬢と、『依存姫』の主人公達に似た病に罹っているのだ。これらの依存症は、「自分自身を愛せない」という根本的な原因から来ている。中村うさぎと『依存姫』の主人公達の違いは、中村うさぎは依存症に足掻く事すら快楽になっているのに対して、『依存姫』の主人公達は依存症に溺れて沈んでしまったという違いだ。 主人公達が菜摘ひかるさんと似た境遇なのか、菜摘さんの内面が透けて見えてくる様だ(『ただ、欲しかった』は特に)。 風俗嬢を辞めた後の菜摘ひかるさんの著作は、エッセイより小説の方が面白い(風俗嬢を辞めた後の菜摘ひかるさんのエッセイは『えっち主義』だけ、小説は『依存姫』しか読んでいないが)。 あとがきとプロフィール写真が痛々しい。 『依存姫』の主人公達を見ていると遣り切れない。救いは何処に有る?
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短編集 なにかに依存している姫(=風俗嬢)の話 「本当の顔はどこ」整形手術を繰り返す 「夢が見たいの」ホスト依存 「買って買われて」買い物依存 「ただ欲しかった」セックス依存 これが女性の本音かもしれない
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