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白洲正子全集(第11巻) 木・西行・エッセイ
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白洲正子全集(第11巻) 木・西行・エッセイ

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白洲正子全集(第11巻) 木・西行・エッセイ

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商品詳細

内容紹介 内容:木. 西行. エッセイ 1987-1989
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2002/05/10
JAN 9784106466113

白洲正子全集(第11巻)

¥6,270

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2023/05/21

『木―なまえ・かたち・たくみ』(1987年、住まいの図書館出版局)、『西行』(1996年、新潮文庫)のほか、1987年から89年に書かれたエッセイを収録しています。 『木』は、日本のさまざまな種類の木をとりあげ、名前の由来や材木としての性質、木工たちのことばなどが紹介されていま...

『木―なまえ・かたち・たくみ』(1987年、住まいの図書館出版局)、『西行』(1996年、新潮文庫)のほか、1987年から89年に書かれたエッセイを収録しています。 『木』は、日本のさまざまな種類の木をとりあげ、名前の由来や材木としての性質、木工たちのことばなどが紹介されています。 『西行』では、旅と数寄に生きた西行の足跡をたどり、西行ゆかりの風土のなかでその歌を鑑賞する試みがなされています。著者は、西行と待賢門院璋子とのあいだに恋があったという見かたを採用しています。また、崇徳院への西行の思いを追想することによって、その人間像にせまっています。また、西行の仏教への帰依についても触れられています。 著者は、明恵の会見についての伝承を紹介し、一首詠むたびに一体の仏をつくる思いをし、一句を案じては秘密の真言を唱える心地がすると西行が述べていることに注目します。ここには、花鳥風月をはじめ西行の万物に対する興味が、広大無辺の虚空こそ如来の真の形体と呼ぶべきだという、彼の仏道への帰依に直結している考えかたが見られると著者は解釈します。 西行と明恵の会見が、本書の最初の章と最後の章でとりあげられており、この二つの章のおかげで、主として西行の数寄と人間にせまるという、ややもすれば甘さに流れてしまいがちな本書全体の叙述を引き締めているように感じました。このバランスが、いかにも白州正子という書き手にふさわしく思えます。

Posted by ブクログ