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「超」文章法 伝えたいことをどう書くか 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2002/10/25 |
JAN | 9784121016621 |
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「超」文章法
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「超」文章法
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商品レビュー
3.7
73件のお客様レビュー
主張はごくごく普通…
主張はごくごく普通のことで、言われてみれば当たり前のことばかり。というか、たぶんまともに分かりやすい文章を書こうと想いながら日々生きている人であれば、誰でもそれなりに気づく(べき)こと。 けれども、中にはそれに気づかない人や、そもそもそういう問題意識を持たない人も多い。 そうい...
主張はごくごく普通のことで、言われてみれば当たり前のことばかり。というか、たぶんまともに分かりやすい文章を書こうと想いながら日々生きている人であれば、誰でもそれなりに気づく(べき)こと。 けれども、中にはそれに気づかない人や、そもそもそういう問題意識を持たない人も多い。 そういった人に対して、実に分かりやすくレクチャーしている。 基本的なことと、応用的なテクニック(小手先の技術ともいえるかもしれない)とをしっかりと区別して書いているので、これまた良い。 およそ文章
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野口流、文章読本である。 本書で最も重視していることはメッセージ(テーマ)の明確化だ。 「『メッセージ』とは、どうしても読者に伝えたい内容である。それは、『ひとことで言えるもの』でなければならない。文章が成功するか否かは、8割方この段階で決まる。そして、メッセージは『考え抜く...
野口流、文章読本である。 本書で最も重視していることはメッセージ(テーマ)の明確化だ。 「『メッセージ』とは、どうしても読者に伝えたい内容である。それは、『ひとことで言えるもの』でなければならない。文章が成功するか否かは、8割方この段階で決まる。そして、メッセージは『考え抜く』ことによってしか出てこない。(p6、p245) 最重要ポイントが「考え抜く」ことによってしか出てこないとは、身も蓋もないが、それは真理なのであろう。たとえそのことが気に入らなくても、構成や表現の仕方など、学ぶところは多い。内容が充実しているので、読みごたえがある。 また、所々にユーモアや皮肉が込められており、いい文章を読んでいるときの心地良さが得られた。個人的に可笑しかったのは下記である。 「『かしら』で終わるのは、吉田秀和氏級の書き手だから許されるので、普通は避ける方がよい」(p210) このネタがわかる人は10人に1人もいないだろう。わかるのはクラシック音楽ファンだけだ。自分で「削れるだけ削れ」と指南している本の中に、必要ではないことを書いている。自分の好きなクラシック音楽に関する話題は、書きたいという姿勢が垣間見れ、微笑ましく感じる。 私は、本書でも参照している「理科系の作文技術」などいろいろな文章術の本を読んできたが、本書は上位に入れておくことにしよう。 昨今の文章読本はあっさりとしたものが多いが、本書はそうではない。きっちり、理路整然と書かれているので、そのような本が好みの人に特にお勧めである。
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メッセージが大切で,メッセージを生み出すには考え抜くしかない。ごもっともですがw 内容面のプロットと形式面の構成の区別。前者には物語の構造が活かせる。 文章には短文(1500字)と長文(15000字)しかない。 色々と具体的でハウツーとして有用なのだけれども,とにかく著者...
メッセージが大切で,メッセージを生み出すには考え抜くしかない。ごもっともですがw 内容面のプロットと形式面の構成の区別。前者には物語の構造が活かせる。 文章には短文(1500字)と長文(15000字)しかない。 色々と具体的でハウツーとして有用なのだけれども,とにかく著者は書くことが好きなんだなというのが正直な感想。今でも現役で書き続けているのはそれだけで尊敬に値する。 始めればできる。 必読とされるスティーブン・キングの『小説作法』が絶版なのが悔しい。
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