商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 偕成社/ |
発売年月日 | 2002/01/01 |
JAN | 9784039651006 |
- 書籍
- 児童書
赤い蝋燭と人魚
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赤い蝋燭と人魚
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商品レビュー
4.4
101件のお客様レビュー
小川未明のうつくしい文章に酒井駒子さんの仄暗い繊細な絵が描け合わさって、世界観が確固たるものになっていた。物語として起承転結がしっかりあって、序盤が明るいからこそ、中盤から後半の暗さが際立つ。人魚が冒頭で繰り返す、人間に対するイメージの台詞は皮肉がよく効いていて、大人が読めば苦笑...
小川未明のうつくしい文章に酒井駒子さんの仄暗い繊細な絵が描け合わさって、世界観が確固たるものになっていた。物語として起承転結がしっかりあって、序盤が明るいからこそ、中盤から後半の暗さが際立つ。人魚が冒頭で繰り返す、人間に対するイメージの台詞は皮肉がよく効いていて、大人が読めば苦笑してしまうだろう。あれらの台詞を言葉通りに受け取れる人は幸福だと思う。絵に色数があまり多く使われていない分、より赤色が特別なものに思えたし、不気味に感じてしまうシーンも。優しかった年寄り夫婦を根底から変えてしまったお金は、良くも悪くもエネルギーがあるものだから、適度な距離を保ち続けていたい。
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小川未明さんのことは、乙女の本棚シリーズ「月夜とめがね」を読んだことがきっかけで、他の作品も読みたいなぁ…と思っていました。こちらの作品、ヒボさんのおかげで、手にすることができました。ありがとうございます。表紙がとっても素敵ですよね(*^^*) 酒井駒子さんの描く世界と、小...
小川未明さんのことは、乙女の本棚シリーズ「月夜とめがね」を読んだことがきっかけで、他の作品も読みたいなぁ…と思っていました。こちらの作品、ヒボさんのおかげで、手にすることができました。ありがとうございます。表紙がとっても素敵ですよね(*^^*) 酒井駒子さんの描く世界と、小川未明さんのこの作品…イイ感じでマッチしてるんですよね!このストーリーさからなんでしょうね…。何度も読み返したい作品です。人魚は人間を信じて自らの子供を託したのに…人間って浅ましいものです…。悲しすぎる結末を迎えるのも、また人間のせい…胸が痛くなります。
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似たような話だったのか読んだことあるのか忘れたがお金に目が眩むととんでもない事が起きる。最近、お金だけが全てではないみたいな本ばかり選んでる気がする。 絵と内容とすごくあっていて、保育園でもらって読んだ絵本を思い出して懐かしい気がしたがこの方の作品じゃなかったのかなぁ。戦争の絵...
似たような話だったのか読んだことあるのか忘れたがお金に目が眩むととんでもない事が起きる。最近、お金だけが全てではないみたいな本ばかり選んでる気がする。 絵と内容とすごくあっていて、保育園でもらって読んだ絵本を思い出して懐かしい気がしたがこの方の作品じゃなかったのかなぁ。戦争の絵本だった気がするが。。。 乙女の本棚かと思っていたら違っていた。。。
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