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女帝エカテリーナ(下) 中公文庫
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女帝エカテリーナ(下) 中公文庫

アンリ・トロワイヤ(著者), 工藤庸子(訳者)

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女帝エカテリーナ(下) 中公文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 2002/06/21
JAN 9784122040458

女帝エカテリーナ(下)

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商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2021/04/18

やはり面白いのは皇位について、安定を得るまでだった。ポチョムキンが出てからは読み進める気にあまりなれなくて、途中でやめてしまった。いつかまた読もうという気になるかもしれない。 ポチョムキン宛のラブレター、私信に何を書こうが構わないけれど、彼女はあの……散文を何世紀も後の人間が読...

やはり面白いのは皇位について、安定を得るまでだった。ポチョムキンが出てからは読み進める気にあまりなれなくて、途中でやめてしまった。いつかまた読もうという気になるかもしれない。 ポチョムキン宛のラブレター、私信に何を書こうが構わないけれど、彼女はあの……散文を何世紀も後の人間が読むと知ったら、どう感じただろう。案外得意がったかもしれないけど……。 ポチョムキンがエカテリーナに宛てたラブレターは、焼き捨ててもらって良かったねポチョムキンと思った。ボタンちゃんって……。

Posted by ブクログ

2012/09/02

エカテリーナの晩年は、あまりにも典型的だった。 愛人たちはどのような面持ちだったのであろう?と思っていたら、エルミタージュ美術館のエカテリーナ2世の文物が福岡で展示された。 そこで彼らの肖像画を見た。 確かに美しかった。(*´д`*)

Posted by ブクログ

2010/08/27

*上巻感想のコピペです  エカテリーナという人は、実際の行動や政策とは関係なく、一貫していて純粋、無邪気で才気煥発な「印象」を残すのがすごいところ。少なくとも、果断で、自信に満ちあふれていたというのは明らかです。目的の質や正しさはともかくとして、自分のすべきことをはっきりと把握...

*上巻感想のコピペです  エカテリーナという人は、実際の行動や政策とは関係なく、一貫していて純粋、無邪気で才気煥発な「印象」を残すのがすごいところ。少なくとも、果断で、自信に満ちあふれていたというのは明らかです。目的の質や正しさはともかくとして、自分のすべきことをはっきりと把握して、そのための努力を怠らないという性格は、生涯を通じて変わっていないし、尊敬すべき美徳だと思いました。  しかし、これほどの大人物でもやはり老害は避けられないんですね。エカテリーナの子どもに傑物がいないことも残念。あのつまらない夫(ピョートル三世)との子どもならともかく、ほかの男とのあいだにできた子どもたちなのに。エカテリーナの愛人たちでいちばん魅力的なのはやはりポチョムキン。あと佳人薄命なランスコーイですね。夭折するから印象が余計に美化されて、前後の愛人たちが醜く見えるというおまけ付き。  ロシア宮廷に感じる得体の知れない怖さや、トロワイヤも何度も言及するスラヴ民族の異質性についてもう少し知りたいので、そのうち『イヴァン雷帝』あたりも読みたいです。

Posted by ブクログ

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