商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2002/09/25 |
JAN | 9784122040960 |
- 書籍
- 文庫
漢字百話
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漢字百話
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商品レビュー
3
5件のお客様レビュー
漢字を甲骨文字などの…
漢字を甲骨文字などの出来た当時に遡って考えてみるとこんなにも生々しく伝わっているということを思う。多少難しかったのが残念。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
-20090630 太古の呪術や生活の姿の伝える、漢字の世界-厖大な資料考証によって、文字の原始の姿を確かめ、原義を鮮やかに浮かび上がらせる、10章各10話、100話の短章集。
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著者自身の立場から、さまざまな漢字の成り立ちについて解説するとともに、著者の漢字研究の基本的な考えかたを論じている本です。 本書はもともと中公新書の一冊として刊行された本で、著者の本のなかでは一般の読者にも比較的読みやすいものとなっています。ただし、おなじく新書で刊行されている...
著者自身の立場から、さまざまな漢字の成り立ちについて解説するとともに、著者の漢字研究の基本的な考えかたを論じている本です。 本書はもともと中公新書の一冊として刊行された本で、著者の本のなかでは一般の読者にも比較的読みやすいものとなっています。ただし、おなじく新書で刊行されている『漢字―生い立ちとその背景』(1970年、岩波新書)が、漢字の成り立ちについて多くの具体例をあげてわかりやすく解説されているのにくらべると、本書ではもうすこし深い内容にまで立ち入って、著者の漢字研究の大きな枠組みを説明しているように感じられます。 また、著者とは異なる観点から、漢字の成り立ちについての研究をおこなっている藤堂明保の立場に対する批判が述べられていることも注目されます。著者は、章炳麟の語源説が、音韻の変化についての根拠のあいまいな解釈にもとづいていることを批判し、藤堂の『漢字語源辞典』(1965年、学燈社)の解釈にもおなじ問題が引き継がれていると述べています。
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