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イスラム過激原理主義 なぜテロに走るのか 中公新書
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論新社/ |
発売年月日 | 2001/10/25 |
JAN | 9784121016126 |
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イスラム過激原理主義
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イスラム過激原理主義
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商品レビュー
4.5
4件のお客様レビュー
9.11米国同時多発テロで一躍、日本のメディアに多く登場するようになった 「イスラム原理主義者」なる言葉だ。では、彼らは一体、どんな集団なのだ ろうか。 それを解説したのが本書である。9.11直後に出版されているので、それ 以前にイスラム原理主義者たちが起こした事件を扱っている...
9.11米国同時多発テロで一躍、日本のメディアに多く登場するようになった 「イスラム原理主義者」なる言葉だ。では、彼らは一体、どんな集団なのだ ろうか。 それを解説したのが本書である。9.11直後に出版されているので、それ 以前にイスラム原理主義者たちが起こした事件を扱っている。なかでも 日本で大きく扱われたのは日本人観光客も犠牲になった「ルクソール 事件」。 キリスト教が多くの分派に分かれているように、一口に「イスラム」と言っても そこには様々な分派がある。その中でも先鋭化したのが過激主義のグループ なんだが、要は「コーラン」にしろ「聖書」にしろ、いかようにも解釈出来るから なんじゃないのか。 そして、唯一神は守護神ではなく「人を教え導くもの」って位置付けだからでは ないのだろうか。宗教のすべてを否定する気はないけれど、物の見方にひとつ 基準しかなくなってしまうのは怖いな。 昨日だったか、今日だったか。エジプトで韓国人観光客が誘拐されたとの ニュースがあった。この事件もイスラム原理主義者の仕業らしい。 人に危害を加えることを容認するような宗教なんて宗教じゃないよな。それは 既にイデオロギー闘争じゃないのか。でも、イデオロギーが違うからって テロを容認していい訳じゃない。それにテロを繰り返しても何も解決しない んだよねぇ。
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[ 内容 ] イスラム過激派が話題になるのは戦争やテロの際に限られているため、彼らは無謀な狂信者集団だと思われている。 しかし現実には、彼らは独自の革命思想のもとに組織化され、各々の論理と目的のため冷静に手段を選択している。 スポンサーとなっている国家さえある。 敬虔な若者たちが、暴力的な原理主義運動に身を投じるのはなぜか。 その誕生から世界を震撼させる現在まで、イスラム原理主義の思想と歴史を解明する。 [ 目次 ] 第1章 ルクソール事件 第2章 過激原理主義組織の思想 第3章 イスラム集団 第4章 ビンラーディンと原理主義「国際派」 第5章 武装闘争 第6章 ムバラク政権との闘い 第7章 武闘停止から合法政党化へ [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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1997年のルクソール事件について調べていて見つけた本。 原理主義組織の台頭から現在の国際的集団となるまでの歴史的な経緯が書かれていて読み応えのある内容です。アメリカの同時多発テロの直後に発行されているので、そのことについての記述はないです、テロ発生を考察するのにも役立つと思う。
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