模倣犯(上)

宮部みゆき(著者)

• 販売会社／発売会社: 小学館
• 発売年月日: 2001/04/20
• JAN: 9784093792646

商品レビュー

2009/12/22

読み出したら止まらない！

[abtm]

公園で見つかった、女性の腕とバッグ。それは「人間狩り」の幕開けだった……。舞台の中心に立つ老人と少年の心、狂気に駆られる犯人の歪み。謎が、ドラマが疾走します。

2025/03/19

殺人犯に被害者遺族、加害者遺族、警察官、ルポライターに、遺体発見者…。
いろんな視点から殺人事件が語られてゆくのですが、立場が変わると事件の見方はもちろん、世界観、価値観がガラリと変わる…しかもどの人物の半生にもしっかりと重みがあって、思わずのめり込んでしまいます。
対立する立場の人間たちの様々な思いが交錯するから、読者として感情の重みに圧倒されっぱなし。

2025/01/21

いやー本当に面白いですよねぇ。
グイグイ引き込まれます。
宮部みゆきさんの著作は結構読んでますが、これは最高傑作では？

有馬義雄という豆腐屋の頑固親父が本当にいい味出してて好きなんですよね。
栗橋と蕎麦屋のカズの関係性も緻密に描かれています。
登場人物が多く出てきますが、キャラクターの書き分けも上手いですよね。

続きの感想は下巻にて。